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Stateflow.FixptType

データとメッセージに対する固定小数点プロパティ

    説明

    Stateflow.FixptType オブジェクトは、データ オブジェクトまたはメッセージに対する固定小数点プロパティを指定するために使用します。詳細については、Stateflow チャートの固定小数点データを参照してください。

    作成

    データ オブジェクトおよびメッセージには、それぞれに独自の Stateflow.FixptType オブジェクトがあります。Stateflow.FixptType オブジェクトにアクセスするには、Stateflow.Data オブジェクトまたは Stateflow.Message オブジェクトの Props.Type.Fixpt プロパティを使用します。

    プロパティ

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    Stateflow® API オブジェクトには、Stateflow エディターで設定した値に対応するプロパティがあります。プロパティにアクセスするかプロパティを変更するには、ドット表記を使用します。複数の API オブジェクトの複数のプロパティにアクセスするか、それらを変更するには、関数 get および関数 set をそれぞれ使用します。詳細については、Stateflow オブジェクトのプロパティの変更と関数の呼び出しを参照してください。

    データ オブジェクトまたはメッセージの固定小数点データのスケーリング方法。"Binary point""Slope and bias"、または "None" として指定します。

    小数部の長さ (ビット単位)。string スカラーまたは文字ベクトルとして指定します。このプロパティは、ScalingMode プロパティが "Binary point" である場合に固定小数点データにのみ適用されます。

    傾き。string スカラーまたは文字ベクトルとして指定します。このプロパティは、ScalingMode プロパティが "Slope and bias" である場合に固定小数点データにのみ適用されます。

    バイアス。string スカラーまたは文字ベクトルとして指定します。このプロパティは、ScalingMode プロパティが "Slope and bias" である場合に固定小数点データにのみ適用されます。

    固定小数点ツール (Fixed-Point Designer)で選択されているオートスケールされた型によって固定小数点型が置き換えられるのを防止するかどうか。数値あるいは logical の 1 (true) または 0 (false) として指定します。詳細については、固定小数点ツールを使用した固定小数点の反復的変換 (Fixed-Point Designer)を参照してください。

    すべて折りたたむ

    Stateflow.Data オブジェクト xStateflow.PropsStateflow.DataType、および Stateflow.FixptType の各オブジェクトにアクセスします。

    properties = x.Props;
    type = properties.Type;
    fixpt = type.Fixpt;

    固定小数点プロパティを指定します。

    type.Method = "Fixed point";
    type.Signed = true;
    type.WordLength = "5";
    fixpt.ScalingMode = "Binary point";
    fixpt.FractionLength = "2";
    

    データ型を確認します。

    x.DataType
    ans =
        'fixdt(1,5,2)'
    

    バージョン履歴

    R2006a より前に導入