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DC Current Controller

積分アンチワインドアップをもつ離散時間 DC 電流 PI 制御

  • DC Current Controller block

ライブラリ:
Simscape / Electrical / Control / General Machine Control

説明

DC Current Controller ブロックは、離散時間比例-積分 (PI) DC 電圧コントローラーを実装します。このブロックではフィードフォワード パスで零点相殺を実装できます。積分ゲインの飽和を防ぐために、このブロックではアンチワインドアップ ゲインを実装できます。

方程式

DC Current Controller ブロックが基準電圧の計算に使用する方程式は次のとおりです。

vref=(Kp+KiTszz1)(irefi),

ここで、

  • vref は基準電圧です。

  • Kp は比例ゲインです。

  • Ki は積分ゲインです。

  • Ts はサンプル時間です。

  • iref は指令電流です。

  • i は測定電流です。

PI 制御の計算では、閉ループ伝達関数で零点が得られます。零点を相殺するために、このブロックでは次の離散時間零点相殺伝達関数を使用します。

GZC(z)=TsKiKpz+(TsKpKiKpKi).

積分器出力の飽和を防ぐために、このブロックではアンチワインドアップ メカニズムを使用します。これにより、積分器のゲインは以下と等しくなります。

Ki+Kaw(vref_satvref_unsat),

ここで、

  • Kaw はアンチワインドアップ ゲインです。

  • vref_sat は飽和した基準電圧信号です。これは、ブロックで vref_sat=min(max(vref_unsat,vmin),vmax), として計算されます。

    ここで、

    • vref_unsat は飽和していない基準電圧信号です。

    • vmin は出力電圧の下限です。正の電圧のみの場合、vmin=0 です。正と負の電圧の場合、vmin=vmax です。

    • vmax は出力電圧の上限です。

端子

入力

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プラントの目的の出力電流。

データ型: single | double

プラントの測定電流。

データ型: single | double

プラントの最大 DC 出力電圧。

データ型: single | double

積分器の外部リセット信号 (立ち上がりエッジ)。

データ型: single | double

出力

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プラントの目的の DC 出力電圧。

データ型: single | double

パラメーター

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コントローラーの比例ゲイン Kp

コントローラーの積分ゲイン Ki

コントローラーのアンチワインドアップ ゲイン Kaw

正と負の両方の DC 電圧出力を許容するか、出力を正の DC 電圧に制限します。

連続するブロック実行間の時間間隔 (秒)。実行時に、ブロックは出力を生成し、必要に応じて内部状態を更新します。詳細については、サンプル時間とはサンプル時間の指定を参照してください。

このブロックが Triggered Subsystem 内にある場合は、このパラメーターを -1 に設定してサンプル時間を継承します。このブロックが連続可変ステップ モデル内にある場合は、正のスカラーを使用してサンプル時間を明示的に指定します。

依存関係

[サンプル時間 (継承は -1)]-1 に設定し、[零点相殺を有効にする] オプションを選択すると、[離散化サンプル時間] パラメーターが表示されます。

連続する離散化間の時間間隔 (秒)。離散化は零点相殺に必要です。

依存関係

このパラメーターは、次の両方の条件が満たされている場合にのみ表示されます。

  • [サンプル時間]-1 に設定されている。

  • [零点相殺を有効にする] が選択されている。

フィードフォワード パスで零点相殺を使用するためのオプション。

依存関係

[零点相殺を有効にする] オプションを選択し、[サンプル時間 (継承は -1)]-1 に設定すると、[離散化サンプル時間] パラメーターが表示されます。

拡張機能

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C/C++ コード生成
Simulink® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2018a で導入