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Variable Capacitor

離散可変コンデンサ

  • Variable Capacitor block

ライブラリ:
Simscape / Electrical / Specialized Power Systems / Passives

説明

Variable Capacitor ブロックは、線形時変コンデンサを表します。これにより、離散可変コンデンサが電圧源として実装されます。静電容量は、Simulink® 入力信号によって指定されます。静電容量値は負にすることができます。

モデルで Variable Capacitor ブロックを使用する場合は、powergui ブロックの [Simulation type][Discrete] に設定し、[Preferences] タブで [Automatically handle Discrete solver and Advanced tab solver settings of blocks] パラメーターを選択します。電気モデルを離散化するには、ロバストな離散ソルバーを使用します。ロバストな離散ソルバーが使用されていない場合は、Simulink からエラーが通知されます。

方程式

このブロックでは、端子 C における静電容量が C の場合における、デバイスにかかる電圧 "v" とコンデンサを流れる電流 "i" の関係に関する次の方程式を使用します。

i=Cdvdt.

端子

入力

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静電容量に関連付けられた入力端子。静電容量は負にすることができ、有限でなければなりません。

保存

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コンデンサの正の電圧に関連付けられた特定用途向けの電気量保存端子。

コンデンサの負の電圧に関連付けられた特定用途向けの電気量保存端子。

パラメーター

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ブロックで使用されるロバストな積分法。powergui ブロックの [Preferences] 設定で [Automatically handle discrete solver and Advanced tab solver settings of blocks] をオンにすると、離散ソルバー メソッドは自動的に [Trapezoidal] に設定されます。

[Trapezoidal] のロバストなソルバーは、特に大きなサンプル時間でモデルをシミュレーションする場合に [Backward Euler] のロバストなソルバーより少しだけ精度が高くなります。[Trapezoidal] のロバストなソルバーでは、無負荷状態において、電動機の電圧にわずかな減衰数値振動が生じる可能性がありますが、[Backward Euler] のロバストなソルバーでは振動は生じず、高い精度が維持されます。

端子 C における信号の絶対値の下限。この制限により、信号は物理的な意味をもたない値に達することができなくなります。このパラメーターの値は、0 より大きくなくてはなりません。

拡張機能

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C/C++ コード生成
Simulink® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2019b で導入