このページの内容は最新ではありません。最新版の英語を参照するには、ここをクリックします。

getInputs

クラス: sltest.testmanager.TestCase
名前空間: sltest.testmanager

テスト ケース入力を取得

構文

inputs = getInputs(tc)
inputs = getInputs(tc,simulationIndex)


説明

inputs = getInputs(tc) は、テスト ケース内の入力セットを取得し、それらをテスト入力オブジェクト sltest.testmanager.TestInput の配列として返します。

inputs = getInputs(tc,simulationIndex) は、テスト ケース内の入力セットを取得し、それらをテスト入力オブジェクト sltest.testmanager.TestInput の配列として返します。テスト ケースが等価性テスト ケースの場合、シミュレーション インデックスを指定します。

入力引数

tc — テスト ケース

sltest.testmanager.TestCase オブジェクト

テスト入力を取得するテスト ケース。sltest.testmanager.TestCase オブジェクトとして指定します。

simulationIndex — テスト ケース シミュレーション番号

1 | 2

パラメーター セットが適用されるシミュレーション番号。1 または 2 として指定します。この設定は、2 つのシミュレーションがあるシミュレーション テスト ケースに適用されます。ベースラインとシミュレーションのテスト ケースの場合、既定のシミュレーション インデックスは 1 です。

出力引数

inputs — テスト入力

sltest.testmanager.TestInput オブジェクトの配列

テスト ケースに属するテスト入力。sltest.testmanager.TestInput オブジェクトの配列として返されます。

例

テスト入力の取得

この例では、テスト ケースへのテスト入力を取得する方法を示します。

モデル例を読み込んで新しいテスト ファイルを作成

open_system('slexAutotransRootInportsExample');
tf = sltest.testmanager.TestFile('input_test_file.mldatx');

テスト スイート オブジェクトとテスト ケース オブジェクトを取得

ts = getTestSuites(tf);
tc = getTestCases(ts);

モデルをテスト対象システムとして追加

setProperty(tc,'Model','slexAutotransRootInportsExample');

Excel データを入力のセクションに追加し、追加するシートを指定

excelfile = 'sltestExampleInputs.xlsx';
input = addInput(tc,excelfile,'Sheets',["Acceleration","Braking"]);

シートの入力信号をブロック名でマッピング

map(input(1),0);
map(input(2),0);

テスト入力を取得して確認

inputsOut = getInputs(tc);
inputsOut.ExcelSpecifications

ans = 

  ExcelSpecifications with properties:

    Sheet: 'Acceleration'
    Range: ''


ans = 

  ExcelSpecifications with properties:

    Sheet: 'Braking'
    Range: ''

バージョン履歴

R2015b で導入

参考

トピック

• スクリプトによるテスト ケースの作成と実行