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sltest.testmanager.LoggedSignalSet クラス

名前空間: sltest.testmanager

ログ記録された信号セットの作成または変更

説明

sltest.testmanager.LoggedSignalSet のインスタンスは、sltest.testmanager.LoggedSignal オブジェクトのセットを格納します。ログ記録された信号は、ベースライン基準、等価性基準、カスタム基準、または反復でのデータ比較に使用できます。

作成

説明

obj = addLoggedSignalSet(tc,Name,Value) は、LoggedSignalSet オブジェクトを作成して、sltest.testmanager.TestCase オブジェクトに追加します。

objs = getLoggedSignalSets(tc,Name,Value) は、テスト ケース オブジェクトに格納されている LoggedSignalSet オブジェクトのベクトルを作成して返します。

入力引数

tc — テスト ケース

sltest.testmanager.TestCase オブジェクト

テスト ケース オブジェクトの名前。

名前と値の引数

オプションの引数のペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。ここで、Name は引数名で、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に指定しなければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。

R2021a より前では、コンマを使用して名前と値をそれぞれ区切り、Name を引用符で囲みます。

Name — 信号セットの名前

文字ベクトル

ログ記録された信号セットの名前。

例: obj = addLoggedSignalSet(tc,'Name','mylgset');

SimulationIndex — シミュレーション インデックス

1 (既定値) | 2

テスト ケースが等価性テストの場合、このインデックスは信号セットを含むシミュレーションを指定します。

例: obj = getLoggedSignalSets(tc_equiv,'SimulationIndex',2);

プロパティ

Name — 信号セットの名前

文字ベクトル

信号セットの名前。

Active — on/off フラグ

1 (既定値) | 0

テスト ケースの実行中に、セットに含まれる信号が使用されるかどうかを示します。

メソッド

パブリック メソッド

addDataStoreSignal	Add a data store or Simulink.Signal object to a set
addLoggedSignal	セットへのログ記録された信号の追加
getLoggedSignals	Return logged signals contained in a set
remove	Remove a logged signal set

例

テスト ケースへの信号セットの追加

この例のモデルを開きます。

sldemo_absbrake

テスト ファイル、テスト スイート、およびテスト ケースを作成します。

tf = sltest.testmanager.TestFile('mytf.mldatx');
ts = sltest.testmanager.TestSuite(tf,'myts');
tc = sltest.testmanager.TestCase(ts,'baseline','mytc');

信号セットを作成します。

lgset = tc.addLoggedSignalSet;

テスト マネージャーをクリアして閉じます。

sltest.testmanager.clear
sltest.testmanager.clearResults
sltest.testmanager.close

バージョン履歴

R2019a で導入

参考

sltest.testmanager.EquivalenceCriteria | addLoggedSignalSet | getLoggedSignalSets | sltest.testmanager.LoggedSignal

トピック

• スクリプトによるテスト ケースの作成と実行
• Capture Simulation Data in a Test Case