sltest.testmanager.LoggedSignal クラス

名前空間: sltest.testmanager

シミュレーション出力として使用するためのログ記録された信号の作成または変更

このページをすべて展開する

説明

sltest.testmanager.LoggedSignal のインスタンスは、sltest.testmanager.LoggedSignalSet オブジェクトで使用するためにログ記録された信号を格納します。ログ記録された信号は、ベースライン基準、等価性基準、カスタム基準、または反復でのデータ比較に使用できます。

作成

説明

obj = addLoggedSignal(lgset,BlockPath,PortIndex) は、LoggedSignal オブジェクトを作成して、LoggedSignalSet オブジェクトに追加します。モデルから信号を追加するには、モデルを開くか読み込む必要があります。

例

LoggedSignal オブジェクトがデータ ストアまたは Simulink.Signal オブジェクトから派生している場合、obj = addDataStoreSignal(lgset,BlockPath) は、sltest.testmanager.LoggedSignal オブジェクトを作成してセットに追加します。モデルから LoggedSignal を追加するには、モデルを開くか読み込む必要があります。

objs = getLoggedSignals(lgset) は、LoggedSignalSet に格納されている LoggedSignal オブジェクトのベクトルを作成して返します。

入力引数

すべて展開する

1 つ以上の LoggedSignal オブジェクトを格納できるオブジェクト。

信号を出力するブロックを一意に識別する Simulink.BlockPath オブジェクト。

BlockPath によって指定されたブロックの出力端子のインデックス。1 から開始します。

プロパティ

すべて展開する

信号の名前。このプロパティは読み取り専用です。

信号を出力するブロックを一意に識別する Simulink.BlockPath オブジェクト。このプロパティは読み取り専用です。

BlockPath によって指定されたブロックの出力端子のインデックス。1 から開始します。このプロパティは読み取り専用です。

オブジェクトのブロック パスの名前。信号が Simulink.Signal オブジェクトに対応する場合、このフィールドには、オブジェクトの位置を示す 'base workspace' または 'model workspace' が表示されます。このプロパティは読み取り専用です。

テスト ケースの実行中に信号がログ記録されるかどうかを示します。

サブプロット位置のインデックス。

メソッド

すべて展開する

例

すべて折りたたむ

ライブ スクリプトを開く

モデルを開いて、信号セットを作成します。

sldemo_absbrake

モデルのテスト ファイル、テスト スイート、テスト ケースを作成します。

tf = sltest.testmanager.TestFile(strcat(pwd,'\addSigs.mldatx'));
ts = sltest.testmanager.TestSuite(tf,'addSigs_suite');
tc = sltest.testmanager.TestCase(ts,'baseline','addSigs_testcase');

信号セットを作成します。

lgset = tc.addLoggedSignalSet;

Vehicle Dynamics ブロック、Vehicle ブロックの順に開きます。Vehicle Speed ブロックを選択します。次に、「gcb」と入力してブロックの絶対パスを取得します。返されたパスを使用して、Simulink.BlockPath オブジェクトを作成します。

blkpath=['sldemo_absbrake/'...
    'Vehicle Dynamics/Vehicle  /Vehicle Speed'];
bPath = Simulink.BlockPath(blkpath);
sig1 = lgset.addLoggedSignal(bPath,1);
sig2 = lgset.addLoggedSignal(bPath,2);

setProperty(tc,'Model','sldemo_absbrake');

テスト マネージャーをクリアします。

sltest.testmanager.clear
sltest.testmanager.clearResults
sltest.testmanager.close

バージョン履歴

R2019a で導入

参考

| | | |

トピック