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sltest.testmanager.BaselineCriteria クラス

名前空間: sltest.testmanager

ベースライン基準の追加または変更

説明

sltest.testmanager.BaselineCriteria のインスタンスは、ベースライン テスト ケースのパス/失敗の基準を決定するテスト ケースの信号セットです。

sltest.testmanager.BaselineCriteria クラスは handle クラスです。

クラス属性

HandleCompatible
true

クラス属性の詳細については、クラスの属性を参照してください。

作成

obj = sltest.testmanager.TestCase.addBaselineCriteria は、テスト ケース オブジェクトの sltest.testmanager.BaselineCriteria オブジェクトを作成します。

プロパティ

すべて展開する

ベースライン基準の名前。文字ベクトルとして返されます。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
private
Dependent
true
NonCopyable
true

データ型: character vector

ベースライン基準セットの絶対許容誤差。スカラーとして指定します。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public
Dependent
true
NonCopyable
true

データ型: scalar

ベースライン基準が有効になっているかどうかを示します。有効になっていない場合は 0、有効になっている場合は 1 です。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public
Dependent
true
NonCopyable
true

データ型: logical

ベースライン基準セットのファイル パス。文字ベクトルとして返されます。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
private
Dependent
true
NonCopyable
true

データ型: character vector

ベースライン基準セットの相対許容誤差。スカラーとして指定します。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public
Dependent
true
NonCopyable
true

データ型:

ベースライン基準セットのリード時間の許容誤差。スカラーとして指定します。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public
Dependent
true
NonCopyable
true

データ型:

ベースライン基準セットのラグ時間の許容誤差。スカラーとして指定します。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public
Dependent
true
NonCopyable
true

データ型:

Microsoft® Excel® ベースライン ファイルのシートと範囲の情報。各行に SheetRange の値がある 1 行 N 列の配列として返されます。Range は次の表に示すように指定します。

Range の指定方法 説明

'Corner1:Corner2'

四角形の範囲

構文 'Corner1:Corner2' を使用して範囲を指定します。Corner1Corner2 は、領域を定義する 2 つの対角です。たとえば、'D2:H4' は、ワークシート上の 2 つの角 D2H4 の間にある 3 行 5 列の四角形領域を表します。名前と値のペアの引数 'Range' では大文字小文字は区別されず、Excel A1 参照スタイル (Excel のヘルプを参照) が使用されます。

例: 'Range','Corner1:Corner2'

''

指定なしまたは空

指定しない場合、使用範囲はインポート関数により自動検出されます。

例: 'Range',''

メモ: "使用範囲" とは、スプレッドシート内の実際にデータを含んでいる四角形部分を指します。インポート関数は、データを含まない先頭と末尾の行と列をトリミングして、使用範囲を自動的に検出します。空白のみのテキストはデータと見なされ、使用範囲内に取得されます。

'Row1:Row2'

行範囲

Excel の行指定子を使用して開始行と終了行を指定することで、範囲を表すことができます。これにより、readtable は指定された行内で列の使用範囲を自動的に検出します。たとえば、インポート関数は範囲指定 '1:7' を、1 ~ 7 行目の使用範囲にあるすべての列を読み取る命令として解釈します。

例: 'Range','1:7'

'Column1:Column2'

列範囲

Excel の列指定子を使用して開始列と終了列を指定することで、範囲を表すことができます。これにより、readtable は指定された列内で行の使用範囲を自動的に検出します。たとえば、インポート関数は範囲指定 'A:F' を、A ~ F 列の使用範囲にあるすべての行を読み取る命令として解釈します。

例: 'Range','A:F'

'NamedRange'

Excel の名前付き範囲

Excel では、スプレッドシート内の範囲を表す名前を作成できます。たとえば、スプレッドシートの四角形部分を選択して 'myTable' という名前を付けることができます。スプレッドシート内にそのような名前付き範囲が存在する場合、インポート関数はその名前を使用して範囲を読み取ることができます。

例: 'Range','myTable'

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public
Dependent
true
NonCopyable
true

データ型: array

メソッド

すべて展開する

すべて折りたたむ

この例では、テストのベースライン基準クラスを追加し、絶対許容誤差を 0 から 9 に変更する方法を示します。

この例のモデルを開きます。

sldemo_absbrake

テスト ファイル、テスト スイート、およびテスト ケースの構造を作成します。

tf = sltest.testmanager.TestFile('API_Test_File.mldatx');
ts = createTestSuite(tf,'API Test Suite');
tc = createTestCase(ts,'baseline','Baseline API Test Case');

既定のテスト スイートを削除します。

tsDel = getTestSuiteByName(tf,'New Test Suite 1');
remove(tsDel);

テスト対象システムをテスト ケースに割り当てます。

setProperty(tc,'Model','sldemo_absbrake');

ベースライン基準を取得します。

baseline = captureBaselineCriteria(tc,'baseline_API.mat',true);

信号についてのベースライン基準の許容誤差を設定します。

sc = getSignalCriteria(baseline);
sc(1).AbsTol = 9;

テスト マネージャーをクリアします。

sltest.testmanager.clear
sltest.testmanager.clearResults
sltest.testmanager.close

バージョン履歴

R2015b で導入