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サポートされる要件ドキュメントのタイプ

要件管理インターフェイス (RMI) では、次の表にある外部ドキュメント タイプに対するリンク設定がサポートされています。この表では、サポートされている要件ドキュメントのタイプごとに、ドキュメント内の要件の場所に関するオプションが記載されています。

下記の表にない要件ドキュメント タイプに対してリンクを設定する場合は、RMI にカスタム要件ドキュメント タイプを登録することができます。詳細については、Define Custom Document Interface for Direct Linking to Requirementsを参照してください。

メモ

MATLAB® Online™ では、Microsoft® WordMicrosoft Excel®、または IBM® DOORS® ドキュメントからの要件のインポートやそれらのドキュメント内の要件へのリンクはサポートされていません。

要件ドキュメントのタイプ場所のオプション

Microsoft Word 2003 以降

  • 名前付き項目 — ブックマーク名。ドキュメント内にあるブックマークの場所にリンクします。ターゲット コンテンツの変更や移動が発生した場合でもリンクは維持されるため、最も安定した場所識別子です。

  • 検索テキスト — 検索文字列。ドキュメント内で該当する文字列が最初に見つかった場所にリンクします。この検索では大文字小文字を区別しません。

  • ページ/項目番号 — ページ番号。指定したページの最上部にリンクします。

Excel 2003 以降

  • 名前付き項目 — 名前の付いたセル範囲。ワークブック内にある当該の名前が付いた項目にリンクします。ターゲット コンテンツの変更や移動が発生した場合でもリンクは維持されるため、最も安定した場所識別子です。

  • 検索テキスト — 検索文字列。ワークブック内で該当する文字列が最初に見つかった場所にリンクします。この検索では大文字小文字を区別しません。

  • シート範囲 — ワークブック内のセルの場所。

    • セル番号 (A1C13)

    • セル範囲 (C5:D7)

    • 別のワークシートのセル範囲 (Sheet1!A1:B4)

    当該のセル (複数可) にリンクします。

IBM DOORS

ページ/項目番号 — ターゲットの DOORS オブジェクトの一意の数値 ID。該当するオブジェクトにリンクします。

テキスト

  • 検索テキスト — 検索文字列。ドキュメント内で最初に該当する文字列が見つかった場所にリンクします。この検索では大文字小文字を区別しません。

  • 行番号 — 行番号。該当する行の先頭にリンクします。

HTML

名前付きアンカーにしかリンクできません。

たとえば、HTML 要件ドキュメントで、次のようなアンカーが定義されているとします。

	<A NAME=valve_timing> ...contents... </A>

[場所] フィールドで、valve_timing と入力するか、ドキュメント インデックスでアンカー名を選択します。

外向きリンク エディターの [ドキュメント インデックス] タブを選択し、HTML ファイルで使用可能なアンカーを表示します。

Web ブラウザー URL

URL の場所にリンクできます。[ドキュメント] フィールドで URL 文字列を入力します。リンクをクリックすると、ドキュメントで Web ブラウザーが開きます。

  • 名前付き項目 — アンカー名。RMI により、その URL の Web ページにある該当の場所にリンクします。

PDF

ナビゲーションによって PDF ドキュメントが開きますが、特定のページまたはブックマークへのスクロールは行われません。

RMI では PDF ファイルのブックマークのドキュメント インデックスを作成できません。