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startsWith

Requirements Table ブロックで string が部分文字列で開始しているかどうかを判別する

R2022b 以降

構文

tf = startsWith(str,substr)

tf = startsWith(str,substr,IgnoreCase=true)

説明

tf = startsWith(str,substr) は、string str が部分文字列 substr で開始している場合に 1 (true) を返し、そうでない場合に 0 (false) を返します。この演算子は Requirements Table ブロックで使用します。

tf = startsWith(str,substr,IgnoreCase=true) は、大文字小文字を区別せず、str が substr で開始しているかどうかをチェックします。

例

string が部分文字列で開始しているかどうかの判別

Requirements Table ブロックで、string "Hello, world!" が部分文字列 "Hello," で開始しているかどうかをチェックする要件を作成します。

y = startsWith("Hello, world!","Hello,")

大文字小文字の区別なしでの、string が部分文字列で開始しているかどうかの判別

Requirements Table ブロックで、大文字小文字を区別せずに、string "Hello, world!" が部分文字列 "hello," で開始しているかどうかをチェックする要件を作成します。

y = startsWith("Hello, world!","hello,",IgnoreCase=true)

入力引数

str — 入力 string

string スカラー

入力 string。string スカラーとして指定します。リテラル文字列は二重引用符で囲みます。

例: "Hello"

データ型: string

substr — 部分文字列

string スカラー

部分文字列。string スカラーとして指定します。リテラル文字列は二重引用符で囲みます。

例: "Hello"

データ型: string

制限

• この演算子では Simulink.Bus オブジェクト フィールドの使用はサポートされません。

バージョン履歴

R2022b で導入

参考

contains | endsWith | strfind