slcoverage.FilterRule クラス

名前空間: slcoverage

カバレッジ フィルター規則の作成

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説明

slcoverage.FilterRule クラスのオブジェクトを使用して、フィルター処理のセレクターと根拠を含むカバレッジ フィルター規則を指定します。

slcoverage.FilterRule クラスは handle クラスです。

作成

rule = slcoverage.FilterRule(selector,rationale) は、指定された selector と rationale を使用してフィルター規則オブジェクト rule を作成し、selector プロパティと rationale プロパティを設定します。

rule = slcoverage.FilterRule(selector,rationale,mode) は、指定されたフィルター mode をもつ FilterRule オブジェクトを作成し、mode プロパティを設定します。メトリクス セレクターによる正当化のみを使用できます。

プロパティ

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規則のセレクター。slcoverage.BlockSelector オブジェクト、slcoverage.MetricSelector オブジェクト、slcoverage.SFcnSelector オブジェクト、または slcoverage.CodeSelector オブジェクトとして指定します。セレクターは、規則が適用されるモデル オブジェクトまたはカバレッジ結果を指定します。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public

データ型: slcoverage.BlockSelector | slcoverage.MetricSelector | slcoverage.SFcnSelector | slcoverage.CodeSelector

フィルター規則の根拠。文字配列または string 配列として指定します。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public

データ型: char | string

フィルター モード。slcoverage.FilterMode.Justify または slcoverage.FilterMode.Exclude として指定します。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public

データ型: slcoverage.FilterMode

例

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ブロック セレクター オブジェクトとその規則を作成します。次に、規則をフィルターに追加します。

モデルを開きます。カバレッジの設定を指定して、カバレッジの記録をオンにします。

modelName = 'slcoverage_lct_bus';
open_system(modelName);
set_param(modelName,'CovMetricStructuralLevel','MCDC','RecordCoverage','on');

フィルター規則を追加するブロック タイプ 'RelationalOperator' のブロックを選択します。 

bl = slcoverage.BlockSelector(slcoverage.BlockSelectorType.BlockType,'RelationalOperator');

フィルター オブジェクトを作成し、規則を作成して、規則をフィルターに追加します。この規則では、選択内容をカバレッジ解析から除外します。

filt = slcoverage.Filter;
rule = slcoverage.FilterRule(bl,'Tested elsewhere',slcoverage.FilterMode.Exclude);
filt.addRule(rule);

バージョン履歴

R2017b で導入

参考

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トピック