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カバレッジ フィルターの規則とファイル

カバレッジ フィルターの規則とは

カバレッジ フィルターの規則は、カバレッジの記録対象から排除する、またはカバレッジの対象として正当化する 1 つのモデル オブジェクト、オブジェクトのセットまたはコード行を指定します。

カバレッジ フィルターの規則にはそれぞれ以下のフィールドがあります。

  • 名前: カバレッジからフィルターにより除外されるオブジェクトの名前またはパス

  • [タイプ]: フィルターの対象を特定のオブジェクトに限定するか、特定の型のすべてのオブジェクトにするかを指定

  • モード: オブジェクトのフィルターが [Excluded][Justified] のいずれであるか

    カバレッジ レポートに [Excluded] の適用されたブロックは含まれません。カバレッジ レポートでは、[Justified] の適用されたブロックはフル カバレッジの対象とみなされますが、カバレッジ レポート内の他のカバーされたブロックとは区別して表示されます。

  • 根拠: このオブジェクトをカバレッジからフィルターにより除外する理由を示す説明文 (オプション)

カバレッジ フィルター ファイルとは

カバレッジ フィルター ファイルは、カバレッジ フィルターの規則の集合です。それぞれの規則で、カバレッジの記録から排除するオブジェクトまたはコード行が 1 つ以上指定されています。

カバレッジ フィルターの規則を作成して適用した後、レポートを生成すると、指定したオブジェクトまたはコード行がカバレッジから排除されます。カバレッジ フィルター ファイルは、複数の Simulink® モデルに再利用できます。

カバレッジを記録した後にカバレッジ フィルターの規則に変更を加える場合は、モデルを再度シミュレートすることなく、カバレッジ レポートを更新できます。変更後、[適用] をクリックしてから、カバレッジの結果エクスプローラーの [適用済みのフィルター] セクションで [レポートの生成] をクリックし、レポートを更新します。

アクティブなモデルで既定のファイル名を使用しており、カバレッジ フィルター ファイルが MATLAB® パス上に存在する場合、モデルを開くたびにカバレッジ フィルターの規則が表示されます。現在のカバレッジ フィルターの規則をファイルに保存するには、[フィルターの保存] をクリックします。既存のカバレッジ フィルター ファイルを読み込むには、[フィルターの読み込み] をクリックします。

オブジェクトのフィルター処理の詳細については、カバレッジ フィルターの作成と使用およびカバレッジ フィルターの規則の作成、編集、表示を参照してください。