準拠問題の検出と修正
メトリクス データを収集するとき、メトリクス ダッシュボードは MAB および高信頼性モデル アドバイザー チェックをバックグランドで実行します。ダッシュボードの [モデリング ガイドラインの準拠] セクションに、パスしたチェックの割合と、チェックの警告およびエラーの数が表示されます。ダッシュボードとモデルを間を切り替えることで、これらの修正を対話的に調査できます。
ダッシュボードでの準拠結果の確認
メトリクス ダッシュボードで、[モデリング ガイドラインの準拠] セクションを見つけます。このセクションには、すべてのシステム上でパスする高信頼性および MAB 準拠性チェックの割合が表示されます。棒グラフは、各チェック グループのチェックによって報告された問題数を表示します。
準拠問題の詳細な数をコンポーネントごとに示した表を表示するには、[高信頼性] 棒グラフをクリックします。このメトリクスの詳細については、高信頼性システムのモデル アドバイザー チェックでの問題を参照してください。
表から、
Throttle
コンポーネント ハイパーリンクをクリックします。Throttle
コンポーネントがモデル エディターで開きます。モデル エディターは、準拠問題のあるコンポーネント内のブロックを強調表示します。[モデル アドバイザーの強調表示] ダイアログ ボックスには、結果を強調表示しないチェックのリストが表示されます。メトリクス ダッシュボードで、[ダッシュボード] アイコンをクリックしてダッシュボードのメイン ページに戻ります。
[高信頼性] のパーセント ゲージをクリックします。
[グリッド] ビューを使用すると、結果のパターンを特定できます。グリッドには、モデル コンポーネントが各行に 1 つずつ、チェックが各列に 1 つずつ含まれます。チェックおよびコンポーネントの名前を表示するには、表の要素にカーソルを合わせます。
各準拠チェックのステータスを表示するには、[テーブル] ビューをクリックします。
sldemo_fuelsys
ノードを展開します。チェック結果の詳細を確認するには、[モデル参照の安全性関連の診断設定をチェック] ハイパーリンクをクリックします。
[モデル アドバイザーの強調表示] ダイアログ ボックスで、[モデル参照の安全性関連の診断設定をチェック] ハイパーリンクをクリックします。
モデル アドバイザー レポートが開きます。レポートには、現在のモデル コンフィギュレーションとその推奨値がリスト表示されます。
モデルの更新と準拠問題の修正
パラメーターの現在の値を推奨値に変更するには、パラメーターをクリックします。[コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスが開きます。
パラメーターの設定をレポートの [推奨値] 列が示す値に変更します。
[適用] をクリックし、ダイアログ ボックスを閉じます。
モデル アドバイザー レポートを閉じます。
[モデル アドバイザーの強調表示] ダイアログ ボックスで、[互換性に対する安全性関連の診断設定をチェック] チェックをクリックします。
モデル アドバイザー レポートが開きます。
このチェックについて、手順 1 ~ 4 を繰り返します。
[モデル アドバイザーの強調表示] ダイアログ ボックスで、[バスの接続性に対する安全性関連の診断設定をチェック] チェックをクリックします。
このチェックについて、手順 1 ~ 4 を繰り返します。
[モデル アドバイザーの強調表示] ダイアログ ボックスを閉じ、メトリクス ダッシュボードの表に戻ります。
モデル メトリクスの再実行
[メトリクス ダッシュボード] テーブルで、[ダッシュボード] アイコンをクリックしてダッシュボードのメイン ページに戻ります。
モデル メトリクスを再実行するには、[すべてのメトリクス] をクリックします。
[高信頼性] チェックの問題の数が減少していることを確認します。
次に、[実際の再利用] および [可能な再利用] ウィジェットを使用して、モデルの階層構造全体でクローンを調査して置き換えます。