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指定された最小値と最大値の違反の検出
チェック ID: mathworks.sldv.minmax
指定された最小値と最大値を超える信号を検出します
説明
この解析は、モデル全体の中間信号および出力端子について、指定された最小値と最大値 (設計範囲) をチェックします。解析により信号が設計範囲を超えることが検出されると、その結果によりモデルでエラーが発生した場所が特定されます。
このチェックの推奨事項に従うと、組み込みアプリケーション用の MISRA C:2012 準拠コードと、CERT C 標準および CWE 標準に準拠するコードが生成される可能性が高くなります。
結果と推奨アクション
結果 | 推奨アクション |
---|---|
失敗。モデルに互換性がない | モデルの非互換性を解決します。次を参照してください。
自動スタブによる非互換性処理 (Simulink Design Verifier)も参照してください。 |
モデル内で最小値/最大値の違反を検出 | 違反の原因となる条件を表示するには、ハーネス モデルを作成します。ハーネスのシミュレーションを行うと、入力はエラーを再現します。モデル アドバイザー レポートで [テスト ケースを表示] をクリックします。 |
機能および制限事項
ライブラリ モデルでは動作しません。
マスク サブシステムの内容を解析します。既定では、入力パラメーター [マスク内を表示] は
all
に設定されます。ライブラリにリンクされたブロックの内容を解析します。既定では、入力パラメーター [リンクに従う] は
on
に設定されます。対象外指定を実行できない。
参考
MISRA C:2012: 命令 4.1
CERT C、API00-C
CWE、CWE-628
Secure Coding (Embedded Coder)
ランタイム エラーの検出と対処 (Simulink Design Verifier)
指定された最小値および最大値の違反チェック (Simulink Design Verifier)