ブロックとユーザー データの関連付け
set_param
コマンドを使用すると、ユーザー独自のデータをブロックに関連付けられます。たとえば、次のコマンドは変数 mydata
の値を、現在選択してあるブロックに関連付けます。
set_param(gcb, 'UserData', mydata)
mydata
の値には、配列、構造、オブジェクト、Simulink® データ オブジェクトなど、任意の MATLAB® データ型を使用できます。
ブロックに関連付けられているユーザー データを取り出すには、get_param
を使います。
get_param(gcb, 'UserData')
次のコマンドを使用すると、ブロックに関連付けられたユーザー データを、そのブロックを含むモデルのモデル ファイルに保存できます。
set_param(gcb, 'UserDataPersistent', 'on');
メモ
ブロックの永続的な UserData
が Simulink データ オブジェクトを含む場合は、それらのオブジェクトのクラス定義を含むディレクトリは、そのブロックを含むモデルを開いたときに、MATLAB パス上になければなりません。