Slider Gain

スライダーを使ってスカラー ゲインを変更

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ライブラリ:
Simulink / Math Operations

説明

Slider Gain ブロックは、シミュレーション中に変更できるスカラー ゲインを実行します。スライダー パラメーターを使用してゲインを変更します。

例

6 自由度 (6-DoF) のモーション プラットフォーム

この例では、Simulink® で 6 自由度の動きをモデル化する方法を示します。Variant Subsystem ブロックの [バリアント]、[オーバーライドの方法] コンテキスト メニューを使用すると、運動方程式のモデル化でオイラー角と四元数の使用を切り替えることができます。

モデルを開く

端子

入力

Port_1 — 入力信号

スカラー | ベクトル | 行列

Slider Gain ブロックは、実数値または複素数値のスカラー、ベクトル、行列入力を受け入れます。ブロックは、固定小数点データ型をサポートします。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64 | Boolean | fixed point

出力

Port_1 — ゲインを乗算する入力

スカラー | ベクトル | 行列

Slider Gain ブロックは、定数のゲイン値で乗算された入力を出力します。ブロックへの入力が実数で、ゲインが複素数の場合、出力は複素数です。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64 | Boolean | fixed point

パラメーター

スライダー ゲイン — ゲイン値

0 (既定値) | 実数値

入力に適用するゲイン値を選択します。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: gain

型: 文字ベクトル

値: 実数スカラー

既定の設定: '1'

低 — スライダー範囲の下限

0 (既定値) | 実数値

スライダー範囲の下限値を指定します。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: low

型: 文字ベクトル

値: 実数スカラー

既定の設定: '0'

高 — スライダー範囲の上限

2 (既定値) | 実数値

スライダー範囲の上限値を指定します。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: high

型: 文字ベクトル

値: 実数スカラー

既定の設定: '2'

ブロックの特性

データ型	Boolean | double | fixed point | integer | single
直達	いいえ
多次元信号	はい
可変サイズの信号	はい
ゼロクロッシング検出	いいえ

拡張機能

C/C++ コード生成
Simulink® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

PLC コード生成
Simulink® PLC Coder™ を使用して構造化テキスト コードを生成します。

固定小数点の変換
Fixed-Point Designer™ を使用して固定小数点システムの設計とシミュレーションを行います。

バージョン履歴

R2006a より前に導入

参考

Gain