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addChoice

バリアント パラメーター オブジェクトに選択肢を追加

R2021a 以降

    説明

    P = addChoice(P,Choices{Condition,Value}) は、バリアント パラメーター オブジェクト P に新しいバリアント選択肢を追加します。バリアント選択肢は、それぞれ Condition および Value として指定されたバリアント条件と値で構成されています。条件と値のペアを cell 配列として指定することで、複数の選択肢を p に追加できます。同じバリアント条件にバリアント変数の値を 2 つ関連付けることはできません。

    メモ

    既存のバリアント条件に値を追加するとエラーが発生します。

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    Simulink.VariantVariable オブジェクトを作成します。

    P = Simulink.VariantVariable;

    バリアント選択肢をオブジェクトに追加します。

    P = addChoice(P, {'V==1', 3.5});
    

    Simulink.VariantVariable オブジェクトを作成します。

    P = Simulink.VariantVariable;

    複数のバリアント選択肢をオブジェクトに追加します。

    P = addChoice(P, {'V==1', 3.5, 'V==2', 8.3});
    

    入力引数

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    Simulink.VariantVariable を使用して作成されたバリアント パラメーター オブジェクト。Simulink.VariantVariable オブジェクトとして指定します。addChoice を使用して指定した選択肢がこのオブジェクトに追加されます。

    バリアント条件と、関連付けられた値。cell 配列として指定します。バリアント条件とは、バリアント パラメーター オブジェクトのアクティブな値を決定する制御式です。シミュレーション中に、バリアント条件が true と評価される場合、その条件に関連付けられている値がアクティブになります。バリアント条件が false と評価される場合、その条件に関連付けられている値が非アクティブになります。条件と値のペアを cell 配列として指定することで、オブジェクトの複数の値を追加できます。

    バリアント条件は、1 つ以上のオペランドと演算子を含む MATLAB® 論理式として指定できます。Types of Variant Control Variables (Operands) in Variant ParametersおよびTypes of Operators in Variant Parametersを参照してください。

    数値型、列挙型、または Simulink.Parameter 型の値を指定できます。Numeric Variant Control Values for Rapid Prototyping of Variant ParametersImprove Code Readability of Variant Parameters Using Enumerated Types、およびReuse Variant Parameter Values from Handwritten Code Using Simulink.Parameter Variablesを参照してください。

    例: {'V==2',5}

    データ型: struct

    バージョン履歴

    R2021a で導入