delete_line
Simulink モデルからラインを削除
説明
例
ブロックの端子名による削除するラインの指定
例を開きます。次に、vdp
モデルを開きます。
open_system('vdp')
Product ブロックを Mu
という名前のマスク Subsystem ブロックに接続しているラインを削除します。
delete_line('vdp','Product/1','Mu/1');
ライン ハンドルによる削除するラインの指定
例を開きます。次に、vdp
モデルを開きます。
open_system('vdp')
Mu
という名前のマスク Subsystem ブロックに接続されている信号線のライン ハンドルを取得します。
h1 = get_param('vdp/Mu','LineHandles');
Mu
という名前のマスク Subsystem ブロックの出力端子に接続されているラインを削除します。
delete_line(h1.Outport(1));
ラインの作成時にライン ハンドルを取得することもできます。
Mu
という名前のマスク Subsystem ブロックと Sum ブロックの間にラインを作成する際にライン ハンドルを取得します。
h2 = add_line('vdp','Mu/1','Sum/2');
ラインを削除します。
delete_line(h2)
ライン上の点による削除するラインの指定
例を開きます。次に、vdp
モデルを開きます。
open_system('vdp')
Mu
という名前のマスク Subsystem ブロックの端子の座標を取得します。
mu = get_param('vdp/Mu','PortConnectivity'); mu.Position
ans = 1×2
210 150
ans = 1×2
250 150
入力端子の座標は
(190,150)
です。出力端子の座標は
(225,150)
です。
Mu
という名前のマスク Subsystem ブロックを Sum ブロックに接続しているラインは、出力端子から出ています。ラインを削除するには、出力端子の右にあり、出力端子と同じ "y" 座標をもつ任意の点を使用できます。たとえば、座標 (230,150)
の点を使用できます。
delete_line('vdp',[255,150]);
分岐線のセグメントを削除
例を開きます。次に、vdp
モデルを開きます。
open_system('vdp')
x1
という名前の Integrator ブロックを Scope ブロックに接続している信号線のセグメントを削除します。
delete_line('vdp','x1/1','Scope/1')
x2
という名前の Integrator ブロックを x1
という名前の Integrator ブロックに接続している信号線のセグメントを削除します。
delete_line('vdp','x2/1','x1/1')
x2
という名前の Integrator ブロックを Product ブロックに接続しているラインのセグメントを削除します。
delete_line('vdp','x2/1','Product/2')
入力引数
sys
— ラインが削除されるモデルまたはサブシステム
文字ベクトル
ラインが削除されるモデルまたはサブシステム。文字ベクトルとして指定します。
例: 'vdp'
, 'f14/Controller'
out
— ラインが削除されるブロックの出力端子
ブロック/端子名または数値の文字ベクトル | 端子ハンドル
ラインが削除されるブロックの出力端子。次のいずれかで指定します。
ブロック名、スラッシュ、および端子名または番号。ほとんどのブロック端子には、上から下、左から右への順に番号が付けられます。状態端子の場合は、端子番号の代わりに端子名の状態を使用します。
ラインが削除される端子ハンドル。
'PortHandles'
を get_param
で使用してハンドルを取得します。
例: 'Mu/1'
, 'Subsystem/2'
in
— ラインが削除されるブロックの入力端子
ブロック/端子名または数値の文字ベクトル | 端子ハンドル
ラインが削除されるブロックの入力端子。次のいずれかで指定します。
ブロック名、スラッシュ、および端子名または番号。以下に対する端子名:
Enabled Subsystem は Enable。
Triggered Subsystem は Trigger。
If Action Subsystem と Switch Case Action Subsystem は Action。
ラインが削除される端子ハンドル。
'PortHandles'
を get_param
で使用してハンドルを取得します。
例: 'Mu/1'
, 'Subsystem/2'
point
— ライン上の削除する点
1 行 2 列の行列
ライン上に配置される削除する点。1 行 2 列の行列として指定します。
例: [150 200]
lineHandle
— 削除するラインのハンドル
ハンドル
削除するラインのハンドル。get_param
を 'LineHandles'
オプションを指定して使用するか、ラインをプログラムで作成する際にラインをハンドルに割り当てることで、ライン ハンドルを取得できます。
バージョン履歴
R2006a より前に導入
MATLAB コマンド
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