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Two-Way Connection

サブシステム用の双方向の接続端子

ライブラリ

Powertrain Blockset / Utilities / Simscape

Vehicle Dynamics Blockset / Utilities / Simscape

  • Two-Way Connection block

説明

Two-Way Connection ブロックには双方向の接続端子が含まれており、双方向に Simulink® 信号を伝達します。このブロックは、次の目的で使用することを検討してください。

  • 端子接続数を削減する。

  • Simulink ブロックの入力とフィードバックを単一の物理接続として表す。

実装するには、双方向の接続端子を別の双方向の接続端子に接続します。

この接続により、信号が伝達されます。

  • Signal1 – 最初の Two-Way Connection ブロックの入力端子から 2 番目の Two-Way Connection ブロックの出力端子へ

  • Signal2 – 2 番目の Two-Way Connection ブロックの入力端子から最初の Two-Way Connection ブロックの出力端子へ

Two-Way Connection ブロックでは、トップダウンまたはボトムアップの設計の不変モデル アーキテクチャがサポートされます。信号に基づいてサブシステムを Simulink モデルとして構築し、それらのサブシステムを物理システムであるかのように接続できます。サブシステム内に Two-Way Connection ブロックを配置し、Connection Port (Simscape) ブロックに接続します。すると、サブシステムの境界上の端子が双方向の接続端子 として表示されます。

メモ

Powertrain Blockset™ および Vehicle Dynamics Blockset™ ブロックには、[双方向接続] または [Simulink] 接続を指定できる [端子構成] パラメーター オプションが含まれている場合があります。接続は異なっているように見えますが、ブロックはどちらの構成でも同じように機能します。

端子

ブロックには、Simulink 入力端子、Simulink 出力端子、および双方向の接続端子があります。

制限

  • 非バーチャル サブシステム間で Two-Way Connection ブロックを接続することはできません。

バージョン履歴

R2007a で導入