na_0036: 既定のバリアント
R2020a 以降
該当ガイドライン
Control Algorithm Modeling Guidelines - Using MATLAB®, Simulink®, and Stateflow®
サブ ID 推奨事項
NA-MAAB — a、b
JMAAB — a、b
MATLAB バージョン
すべて
ルール
サブ ID a
Variant Subsystem は、必ず 1 つのサブシステムが選択されるように構成します。これは、次のいずれかの方法を使用して実現します。
バリアントの既定のバリアントを使用します。
条件変数が取りうるすべての値を完全にカバーするように条件を定義します。たとえば、Boolean 型が ture の値の場合と false の値の場合について条件を定義します。
カスタム パラメーター
該当なし
例 — 正
既定のバリアントが使用されています。
FUNC
が logical 型です。
例 — 誤
FUNC
が 1
または 2
でない場合、アクティブなサブシステムは存在しません。
サブ ID b
条件付き可変信号に適用できるすべての値を設定して 1 つのサブシステムが常に選択されるように、モデル バリアントの条件を設定します。たとえば、可変信号の値が true の場合と false の場合の条件を準備します。
カスタム パラメーター
該当なし
例 — 正
条件変数のすべての値がカバーされるように条件が設定されています。
例 — 誤
FUNC
が 1
または 2
でない場合、アクティブなサブシステムは存在しません。
根拠
サブ ID a、b:
条件の抜け漏れを防ぎます。
条件に抜け漏れがあると、アクティブなサブシステムが存在しない可能性があります。
検証
モデル アドバイザー チェック: Check use of default variants (Simulink Check)
最終更新
R2020a
バージョン履歴
R2020a で導入