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sscnew

必須のブロックとよく使用されるブロックが取り込まれた新規の Simscape モデルを作成

R2024b 以降

説明

sscnew は、必須のブロックとよく使用されるブロックが既にモデル キャンバス上にある新規の Simscape™ モデルを作成します。このモデルでは、絶対許容誤差 AbsTol が 1e-3 に設定された推奨されるソルバー VariableStepAuto が使用されます。

また、この関数はモデル全体のシミュレーション データ ログをオンにします。既定のワークスペース変数名 simlog が使用され、ログに記録されるシミュレーション データは 10000 点に制限されます。詳細については、データ ログを参照してください。

既定では、関数は新規のモデルに対する Simulink® の既定の名前 untitled と推奨されるソルバー VariableStepAuto を使用します。

sscnew を使用してモデルを作成することは、対応する Simscape テンプレートを Simulink スタート ページから開くことと同等です。

sscnew(modelname) は、新規の Simscape モデルを指定された名前で作成します。

sscnew(modelname,domain) は、ドメイン固有のブロックがモデル キャンバスに追加された新規の Simscape モデルを指定された名前で作成します。

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汎用の Simscape モデルを作成するには、次のように入力します。

sscnew

既定のソルバーが VariableStepAuto に設定された新しい untitled モデルがソフトウェアで作成されます。モデルには、Solver Configuration ブロック、Simulink-PS Converter ブロック、Scope ブロックに接続された PS-Simulink Converter ブロックが含まれます。

sscnew を使用した後、モデル内のブロックを必要に応じてコピーしたり、Simscape ライブラリから他のブロックを追加してモデルの作成を継続します。モデル ウィンドウ下部のリソースのリンクを使用して、メインの Simscape ライブラリを開き、作業の開始に役立つドキュメンテーション トピックにアクセスします。

pneumatic_actuator という名前の気体モデルを作成するには、次のように入力します。

sscnew('pneumatic_actuator','gas')

次のモデルがソフトウェアで作成されます。

sscnew を使用した後、モデル内のブロックを必要に応じてコピーしたり、Simscape ライブラリから他のブロックを追加してモデルの作成を継続します。モデル ウィンドウ下部のリソースのリンクを使用して、関連するブロック ライブラリを開き、作業の開始に役立つドキュメンテーション トピックにアクセスします。

入力引数

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新しいモデルの名前。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。

例: 'HydraulicActuator'

新しいモデルのドメイン タイプ。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。この引数を使用すると、モデルの作成時にドメイン固有のブロックをモデル キャンバスに自動的に追加できます。モデルには複数のドメインに属するブロックを含めることができ、必要に応じてドメイン固有のブロックを手動で追加できます。たとえば、ドメイン タイプを 'isothermal_liquid' として指定すると、関数は Isothermal Liquid Properties (IL) ブロックをモデル キャンバスに自動的に追加します。モデルに熱流体回路も含まれている場合は、Thermal Liquid Settings (TL) ブロックを手動で追加する必要があります。

例: 'two_phase_fluid'

バージョン履歴

R2024b で導入