spectrum.periodogram
ピリオドグラム スペクトル
構文
Hs = spectrum.periodogram
Hs = spectrum.periodogram(winname)
Hs = spectrum.periodogram({windowname,winparameter})
説明
メモ
spectrum.periodogram の使用は推奨されていません。代わりに periodogram を使用してください。
Hs = spectrum.periodogram では、ピリオドグラム スペクトル推定アルゴリズムのパラメーターを定義する、既定のピリオドグラム スペクトル オブジェクト Hs が返されます。この既定のオブジェクトは箱型ウィンドウを使用し、既定の FFT 長は入力の長さよりも大きい最小の 2 のべき乗 (NextPow2) の長さです。
Hs = spectrum.periodogram(winname) では、指定のウィンドウを使用するスペクトル オブジェクト Hs が返されます。ウィンドウでオプションの関連するウィンドウ パラメーターが使用される場合は、既定値に設定されます。このオブジェクトでは、既定の FFT 長が使用されます。
Hs = spectrum.periodogram({windowname,winparameter}) では、指定のウィンドウとオプションの関連するウィンドウ パラメーター (ある場合) を使用するスペクトル オブジェクト Hs が返されます。ウィンドウとウィンドウ パラメーターは、ウィンドウ名およびパラメーター値の cell 配列で指定します。このオブジェクトでは、既定の FFT 長が使用されます。
以下が有効なウィンドウ名です。
'Bartlett' 'Bartlett-Hann' 'Blackman' 'Blackman-Harris' 'Bohman' 'Chebyshev' 'Flat Top' 'Gaussian' 'Hamming' 'Hann' 'Kaiser' 'Nuttall' 'Parzen' 'Rectangular' 'Triangular' 'Tukey' 'User Defined'
ウィンドウ パラメーターの情報は、window および対応するウィンドウ関数のページを参照してください。
set を使用して、追加のパラメーターの値を変更したり、ユーザー定義のウィンドウ用に MATLAB® コマンドやパラメーターを定義できます (set の使用に関する詳細については、spectrum を参照してください)。
メモ
ウィンドウ名は、spectrum.periodogram('Tukey') または spectrum.periodogram({'Tukey',0.7}) のように一重引用符で囲まなければなりません。
メモ
ピリオドグラム アルゴリズムの詳細については、periodogram を参照してください。
例
参考文献
[1] harris, fredric j. “On the Use of Windows for Harmonic Analysis with the Discrete Fourier Transform.” Proceedings of the IEEE®. Vol. 66, January 1978, pp. 51–83.
バージョン履歴
R2006a より前に導入
参考
periodogram | pmtm | pwelch
