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Target Language Compiler のライブラリ関数の概要

ブロックの入力、出力、パラメーター、サンプル時間、およびその他の情報へのアクセスを提供するライブラリ関数がいくつかあります。パラメーターの名前と値のペアにブロックの TLC コードから直接アクセスするのではなく、 matlabroot/rtw/c/tlc/public_api ディレクトリにある、これらのドキュメント化されたライブラリ関数を使用することをお勧めします。

ライブラリ関数を使用すると、ブロックの TLC コードが簡略化され、ループ ローリング、データ型、および複素数データのサポートが提供されます。また、関数を使用することで、model.rtw ファイルの内容に発生しうる変更に対する保護にもなります。

例外として、ブロックのパラメーター設定にアクセスする場合はこれらの関数は使用しません。パラメーター設定は、C MEX S-Function の関数 mdlRTW を使用して書き出すことができます。これには、文字列、スカラー値、ベクトル、および行列の形式でデータを格納できます。これを使用してブロックの生成コードを変更するために使用する固定値や情報を渡したり、ブロックの結果のコードで値として直接使用することもできます。この例外の詳細については、Exception to Using the Library Functions that Access model.rtwを参照してください。

参考

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