出力信号関数
LibBlockAssignOutputSignal(portIdx, ucv, lcv, sigIdx, rhs)
LibBlockAssignOutputSignal
は、出力端子番号 (portIdx
)、ユーザー制御変数 (ucv
)、ループ制御変数 (lcv
)、信号インデックス (sigIdx
)、および出力信号接続先に基づいて、ブロックの出力を指定された右辺の値 (rhs
) に代入します。
customstoragelib.tlc
の LibBlockAssignOutputSignal
を参照してください。
LibBlockGetNumFcnCallOutputs(block)
指定されたブロックの関数呼び出し出力の数を返します。この関数は、入力引数としてブロック レコードを取ります。
block_api.tlc
の LibBlockGetNumFcnCallOutputs
を参照してください。
LibBlockGetNumFcnCallOutputsDsts(block)
指定されたブロックの関数呼び出し出力先の数を返します。この関数は、入力引数としてブロック レコードを取ります。
block_api.tlc
の LibBlockGetNumFcnCallOutputDsts
を参照してください。
LibBlockNumOutputPorts(block)
ブロックのデータ出力端子の数を返します (制御端子および状態端子は除きます)。
blocklib.tlc
の LibBlockNumOutputPorts
を参照してください。
LibBlockOutputHasSymbolicWidth(portIdx)
指定されたブロック出力端子インデックスがシンボリック次元をもつ場合は 1 (true) を返します。それ以外の場合は 0 (false) を返します。この関数は、入力引数として端子インデックスを取ります。
blkio_api.tlc
の LibBlockOutputHasSymbolicWidth
を参照してください。
LibBlockOutputPortIndexMode(block, pidx)
目的
ブロックの出力端子のインデックス モードを決定します。
説明
ブロックの出力端子がインデックス端子として設定され、そのインデックス ベースが 0 ベースまたは 1 ベースとしてマークされている場合、この情報は
ファイルに書き込まれます。model
.rtwLibBlockOutputPortIndexMode
はインデックス ベースをクエリして、出力端子のインデックス ベースに応じて異なるコードに分岐します。
例
%if LibBlockOutputPortIndexMode(block, idx) == "Zero-based" ... %elseif LibBlockOutputPortIndexMode(block, idx) == "One-based" ... %else ... %endif
Arguments
block
— ブロック レコード
pidx
— 端子インデックス
戻り値
インデックス付けされていない端子の場合は ""
。それ以外の場合は "Zero-based"
または "One-based"
。
blkiolib.tlc
の LibBlockOutputPortIndexMode
を参照してください。
LibBlockOutputPortIsContinuousQuantity(portIdx)
出力端子がコシミュレーション信号を表すかどうかを返します。この関数は、入力引数として端子インデックスを取ります。
blkio_api.tlc
の LibBlockOutputPortIsContinuousQuantity
を参照してください。
LibBlockOutputSignal(portIdx, ucv, lcv, sigIdx)
LibBlockOutputSignal
は、出力端子番号 (portIdx
)、ユーザー制御変数 (ucv
)、ループ制御変数 (lcv
)、信号インデックス (sigIdx
)、および出力信号接続先に基づいて、ブロック出力信号への参照を返します。
戻り値は、式に対して有効な lvalue
(左辺の値) です。ブロック出力先は、ブロック I/O ベクトル (別のブロックの入力)、状態ベクトル、または外部出力の場所にすることができます。
メモ
出力信号のアドレスにアクセスする目的では LibBlockOutputSignal
を使用しないでください。
コード ジェネレーターは、いつ変数 (信号やパラメーターなど) がそのアドレスでアクセスされたかを追跡します。出力信号のアドレスにアクセスするには、以下の例のように LibBlockOutputSignalAddr
を使用します。
%assign yAddr = LibBlockOutputSignalAddr(0, "", lcv, sigIdx) x = %<yAddr>;
blkiolib.tlc
の LibBlockOutputSignal
を参照してください。
LibBlockOutputSignalAddr(portIdx, ucv, lcv, sigIdx)
指定されたブロック出力端子信号のメモリ アドレスを示す文字列を返します。
出力信号アドレスが必要な場合は、LibBlockOutputSignal
で返されるアドレスを使用するのではなく、LibBlockOutputSignalAddr
を使用する必要があります。たとえば、LibBlockOutputSignal
は、5 などのリテラル定数 (つまり、不変の出力信号) を返すことがあります。LibBlockOutputSignalAddr
が不変の信号で呼び出されると、その信号は、生成コードでリテラル定数として配置されるのではなく、const
として宣言されます。
LibBlockOutputSignal
とは異なり、最後の引数 sigIdx
はオーバーロードされないことに注意してください。したがって、出力信号が複素数の場合は、複素数コンテナーのアドレスが返されます。
例
幅の広い出力信号のアドレスを取得してユーザー関数に処理のために渡すには、以下を使用できます。
%assign u = LibBlockOutputSignalAddr(0, "", "", 0) %assign y = LibBlockOutputSignal(0, "", "", 0) %<y> = myfcn (%<u>);
blkiolib.tlc
の LibBlockOutputSignalAddr
を参照してください。
LibBlockOutputSignalAliasedThruDataTypeName
(portIdx, reim)
指定されたブロック出力端子に対応するエイリアスされたデータ型の型名 string (たとえば、 int_T, ... creal_T
) を返します。
完全な信号の型名が必要な場合は、reim
引数を ""
と指定します。たとえば、reim
== ""
で、最初の出力端子が実数と複素数の場合、dtname
に配置されるデータ型は creal_T
になります。
%assign dtname = LibBlockOutputSignalAliasedThroughDataTypeName(0x,"")
生の要素の型名が必要な場合は、reim 引数を tRealPart
と指定します。たとえば、reim
== tRealPart
で、最初の出力端子が実数と複素数の場合、返されるデータ型名は real_T
になります。
%assign dtname = LibBlockOutputSignalAliasedThroughDataTypeName(0,tRealPart)
の blkiolib.tlc
LibBlockOutputSignalAliasedThruDataTypeName
を参照してください。
LibBlockOutputSignalBeingMerged(portIdx)
指定された出力端子が Merge ブロックに接続されているかどうかを返します。
blkio_api.tlc
の LibBlockOutputSignalBeingMerged
を参照してください。
LibBlockOutputSignalConnected(portIdx)
指定された出力端子が Ground ブロック以外のブロックに接続されている場合は 1 を返します。それ以外の場合は 0 を返します。
blkio_api.tlc
の LibBlockOutputSignalConnected
を参照してください。
LibBlockOutputSignalDataTypeId(portIdx)
指定されたブロック出力端子のデータ型に対応する数値 ID を返します。
出力端子信号が複素数の場合、LibBlockOutputSignalDataTypeId
は信号の実数 (または虚数) 部のデータ型を返します。
blkiolib.tlc
の LibBlockOutputSignalDataTypeId
を参照してください。
LibBlockOutputSignalDataTypeName(portIdx, reim)
指定されたブロック出力端子に対応するデータ型の型名 string (たとえば、int_T
、...、creal_T
) を返します。
完全な信号の型名が必要な場合は、reim
引数を ""
と指定します。たとえば、reim==""
で、最初の出力端子が実数と複素数の場合、dtname
に配置されるデータ型名は creal_T
になります。
%assign dtname = LibBlockOutputSignalDataTypeName(0x,"")
生の要素の型名が必要な場合は、reim
引数を tRealPart
と指定します。たとえば、reim==tRealPart
で、最初の出力端子が実数と複素数の場合、返されるデータ型名は real_T
になります。
%assign dtname = LibBlockOutputSignalDataTypeName(0,tRealPart)
blkiolib.tlc
の LibBlockOutputSignalDataTypeName
を参照してください。
LibBlockOutputSignalDimensions(portIdx)
指定されたブロック出力端子の次元を返します。
blkio_api.tlc
の LibBlockOutputSignalDimensions
を参照してください。
LibBlockOutputSignalIsComplex(portldx)
指定されたブロック出力端子が複素数である場合は 1 を返します。それ以外の場合は 0 を返します。
blkio_api.tlc
の LibBlockOutputSignalIsComplex
を参照してください。
LibBlockOutputSignalIsConstExpr(portIdx)
出力信号が定数式の場合は 1 (true) を返します。それ以外の場合は 0 (false) を返します。定数式は、ブロック出力関数が呼び出した場合でも定数であることに注意してください。この関数は、入力引数として端子インデックスを取ります。
blkio_api.tlc
の LibBlockOutputSignalIsConstExpr
を参照してください。
LibBlockOutputSignalIsExpr(portldx)
出力信号が式の場合は 1 (true) を返します。それ以外の場合は 0 (false) を返します。
blkio_api.tlc
の LibBlockOutputSignalIsExpr
を参照してください。
LibBlockOutputSignalIsExprInOutputs(portIdx)
出力信号が出力関数内の式の場合は 1 (true) を返します。それ以外の場合は 0 (false) を返します。この関数を低水準のユーティリティとして使用して、ブロックの出力コードの生成時における値にアクセスできます。この関数は関数 BlockInstanceSetup
で使用します。この関数は、入力引数として端子インデックスを取ります。
blkio_api.tlc
の LibBlockOutputSignalIsExprInOutputs
を参照してください。
LibBlockOutputSignalIsFrameData(portIdx)
指定されたブロック出力端子がフレーム ベースである場合は 1 を返します。それ以外の場合は 0 を返します。
blkio_api.tlc
の LibBlockOutputSignalIsFrameData
を参照してください。
LibBlockOutputSignalIsNonConstExpr(portIdx)
出力信号が非定数式の場合は 1 (true) を返します。それ以外の場合は 0 (false) を返します。この関数は、入力引数として端子インデックスを取ります。
blkio_api.tlc
の LibBlockOutputSignalIsNonConstExpr
を参照してください。
LibBlockOutputSignalIsTrivialExpr(portIdx)
出力信号が自明式の場合は 1 (true) を返します。それ以外の場合は 0 (false) を返します。この関数は、入力引数として端子インデックスを取ります。
blkio_api.tlc
の LibBlockOutputSignalIsTrivialExpr
を参照してください。
LibBlockOutputSignalLocalSampleTimeIndex
(portIdx)
指定されたブロック出力端子に対応するローカルのサンプル時間インデックスを返します。
blkio_api.tlc
の LibBlockOutputSignalLocalSampleTimeIndex
を参照してください。
LibBlockOutputSignalNumDimensions(portIdx)
指定されたブロック出力端子の次元数を返します。
blkio_api.tlc
の LibBlockOutputSignalNumDimensions
を参照してください。
LibBlockOutputSignalOffsetTime(portIdx)
指定されたブロック出力端子に対応するオフセット時間を返します。
blkiolib.tlc
の LibBlockOutputSignalOffsetTime
を参照してください。
LibBlockOutputSignalSampleTime(portIdx)
指定されたブロック出力端子に対応するサンプル時間を返します。
blkiolib.tlc
の LibBlockOutputSignalSampleTime
を参照してください。
LibBlockOutputSignalSampleTimeIndex(portIdx)
指定されたブロック出力端子に対応するサンプル時間インデックスを返します。
blkiolib.tlc
の LibBlockOutputSignalSampleTimeIndex
を参照してください。
LibBlockOutputSignalSymbolicDimensions(portIdx)
指定されたブロック出力端子のシンボリック次元を返します。
blkiolib.tlc
の LibBlockOutputSignalSymbolicDimensions
を参照してください。
LibBlockOutputSignalSymbolicWidth(portIdx)
指定されたブロック出力端子のシンボリック幅を返します。
blkiolib.tlc
の LibBlockOutputSignalSymbolicWidth
を参照してください。
LibBlockOutputSignalWidth(portIdx)
指定されたブロック出力端子の幅を返します。
blkio_api.tlc
の LibBlockOutputSignalWidth
を参照してください。
LibBlockOutputSignalUnitExpr(portIdx)
指定された出力端子に対応する単位の型名 string を返します。この関数は、入力引数として端子インデックスを取ります。
blkio_api.tlc
の LibBlockOutputSignalUnitExpr
を参照してください。
LibBlockOutputSignalUnitId(portIdx)
指定されたブロック出力端子の単位に対応する数値 ID を返します。この関数は、入力引数として端子インデックスを取ります。
blkio_api.tlc
の LibBlockOutputSignalUnitId
を参照してください。