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Simulink.ProtectedModel.open

説明

Simulink.ProtectedModel.open(model) は保護モデルを開きます。保護モデルの表示方法を指定しない場合、まず Web ビューで開くことが試行されます。保護モデルに対して Web ビューが有効ではない場合、レポートを開くことが試行されます。レポートを作成していなかった場合、エラーが報告されます。

Simulink.ProtectedModel.open(model,type) は、指定した表示方法を使用して保護モデルを開きます。‘webview’ を指定すると、保護モデルの Web ビューが開きます。‘report’ を指定すると、保護モデルのレポートが開きます。指定した方法が有効ではない場合、エラーが報告されます。保護モデルは開きません。

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メソッドを指定せずに保護モデルを開きます。

モデルを読み込み、ローカル コピーを保存します。

openExample('sldemo_mdlref_counter');
save_system('sldemo_mdlref_counter','mdlref_counter.slx');

コード生成およびレポートのサポートが有効になっている保護モデルを作成します。

Simulink.ModelReference.protect('mdlref_counter','Mode',...
'CodeGeneration', 'Report',true);

表示方法を指定せずに保護モデルを開きます。

Simulink.ProtectedModel.open('mdlref_counter')

保護モデルでは Web ビューが有効になっていないため、保護モデルのレポートが開きます。

Web ビューを指定して保護モデルを開きます。

モデルを読み込み、ローカル コピーを保存します。

openExample('sldemo_mdlref_counter');
save_system('sldemo_mdlref_counter','mdlref_counter.slx');

コード生成、Web ビューおよびレポートのサポートを指定して保護モデルを開きます。

Simulink.ModelReference.protect('mdlref_counter','Mode',...
'CodeGeneration', 'Webview',true,'Report',true);

保護モデルを開いて Web ビューを表示することを指定します。

Simulink.ProtectedModel.open('mdlref_counter','webview')

保護モデルの Web ビューが開きます。

入力引数

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保護モデル名。string または文字ベクトルとして指定します。

保護モデルを表示するためのメソッド。‘webview’ を指定すると、保護モデルの Web ビューが開きます。‘report’ を指定すると、保護モデルのレポートが開きます。

バージョン履歴

R2015a で導入