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キャリブレーション ファイルの生成

ASAP2 ファイルおよび CDF ファイルを生成する

R2021b 以降

説明

[キャリブレーション ファイルの生成] ツールを使用して、Simulink® モデル用のキャリブレーション ファイルをカスタマイズおよび生成します。ASAP2 ファイルまたは CDF ファイルを生成できます。このツールでは、既定では ASAM MCD-2 MC 標準に従った A2L ファイルのサポートされる最新のバージョンが生成されます。別のバージョンを生成するように選択することもできます。A2L ファイルのバージョンや CDF ファイルのスキーマ タイプなど、キャリブレーション ファイルのオプションをカスタマイズできます。このツールでは、ASAP2 ファイルのバージョン、コメントを除外するオプション、ASAP2 ファイルと CDF ファイルの生成を有効にするオプションなど、最後に使用した設定が記憶されます。Simulink では、MATLAB® 基本設定にこれらの設定が保存されます。保存された設定は既定の設定をオーバーライドします。

キャリブレーション ファイルの生成 を開く

  1. モデルを開きます。

  2. Simulink Coder™ アプリを開きます。AUTOSAR モデルの場合は、AUTOSAR コンポーネント デザイナー アプリを開きます。また、Simulink Real-Time™ モデルの場合は、Simulink Coder アプリを開きます。

  3. モデルのコードを生成します。

  4. [C コード] タブで、[共有][キャリブレーション ファイルの生成] を選択します。

メモ

AUTOSAR モデルの場合は、[AUTOSAR][共有][キャリブレーション ファイルの生成] を選択します。

すべて展開する

コメントを含めて ASAP2 ファイルの最新バージョンを生成するようにモデルを構成します。

  1. ASAP2Demo モデルを開きます。

  2. モデルをビルドします。

  3. [C コード][共有] タブで [キャリブレーション ファイルの生成] ツールを開きます。

  4. [生成] ボタンをクリックします。

    ツールにより、ASAP2Demo A2L ファイルが生成され、モデル ビルド フォルダーに保存されます。

関連する例

バージョン履歴

R2021b で導入

参考

(Embedded Coder)