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ビルド構成

ツールチェーンで定義されるビルド構成

モデル コンフィギュレーション ペイン: [コード生成]

説明

[ビルド構成] パラメーターは、コンパイラの最適化または指定したツールチェーンのデバッグ設定を指定します。

メモ

このパラメーターは、ツールチェーン (ToolchainInfo) またはテンプレート makefile のビルド プロセスの設定で説明されているように、ツールチェーンベースのコード生成を指定するシステム ターゲット ファイルでモデルが構成されている場合に表示されます。

依存関係

[Specify] を選択すると、編集可能なオプションが含まれたツールのテーブルが表示されます。このテーブルを使用して、現在のモデルの設定をカスタマイズします。ツールチェーンの詳細を参照してください。

設定

Faster Builds (既定値) | Faster Runs | Debug | Specify
Faster Builds

ビルド時間を短縮するために最適化します。

Faster Runs

より高速に実行される実行可能プログラム用に最適化します。

Debug

デバッグ用に最適化します。

Specify

編集可能なオプションが含まれたツールのテーブルを表示します。このテーブルを使用して、現在のモデルの設定をカスタマイズします。ツールチェーンの詳細を参照してください。

この操作により、[ツールチェーン] の値と手動で指定した [ビルド構成] の設定を同期できます。

[ビルド構成] の設定を変更すると、[ツールチェーン] の値が変更されることがあります。[Automatically locate an installed toolchain] は、[ビルド構成][Specify] に変更することで影響を受ける、[ツールチェーン] の唯一の値です。

  • [ビルド構成] の設定を [Specify] に変更すると、[ツールチェーン] の値 [Automatically locate an installed toolchain] (既定) が、検出されたツールチェーンの値 (たとえば、[Microsoft Visual C++ 2012 v11.0 |(64-bit Windows)] に変更されます。

  • [ビルド構成][Specify] から別の値に変更しても、[ツールチェーン] の値は変更されません。

ヒント

[設定を表示] をクリックすると、現在のビルド構成のオプションが含まれたツールのテーブルが表示されます。ツールチェーンの詳細を参照してください。

[Specify] ビルド構成のツールチェーン オプションをカスタマイズします。これらのオプションは、現在のプロジェクトにのみ適用されます。

Windows® または UNIX® システムでツールチェーン アプローチのビルド用に生成された makefile からマクロ定義 (コンパイラ最適化フラグを含む) を抽出するには、ビルド プロセスのファイルの管理model.bat の説明を参照してください。

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグDebug
トレーサビリティ影響なし
効率性Faster Runs
安全対策影響なし

プログラムでの使用

パラメーター: BuildConfiguration
型: 文字ベクトル
値: 'Faster Builds' | 'Faster Runs' | 'Debug' | 'Specify'
既定の設定: 'Faster Builds'

バージョン履歴

R2013b で導入