プログラム実行中のパラメーターの調整
パラメーターを調整し、結果を確認することで、開発コンピューターで非リアルタイムでプログラムを実行中に生成された実行可能プログラムを操作します。
データ アクセスと通信チャネルの設定
ここでは、モデル例 SecondOrderSystem
が検証のためのモデルの構成の説明に従って設定済みであることを前提にしています。
実行可能プログラムのビルドと実行
パラメーターに加えた変更を監視できるようにするためには、シミュレーション終了時間を
Inf
に設定します。Simulink® エディターで、[ハードウェア] タブをクリックします。[終了時間] フィールドで、シミュレーション終了時間をInf
に設定します。[監視および調整] をクリックします。ソフトウェアでは次が行われます。
実行可能ファイルをビルドします。
プログラムを開発用コンピューターに別のプロセスとして展開します。
Simulink モデルをプログラムに接続します。
モデルの実行可能プログラム コードを実行します。
シミュレーションを終了するには、[ハードウェア] タブで、[終了] をクリックします。
パラメーターの調整と結果の確認
実行中にブロック パラメーターの値を変えてみます。変更による影響を調べます。
開発用コンピューターで実行可能プログラムをシミュレーションしている間、モデル キャンバスで、Knob ブロックを使用して減衰ゲインの値を確認します。たとえば、値を 600 に変更します。以下を確認します。
プロットの変更が Dashboard Scope ブロックに表示されていること。
[ハードウェア] タブで、[パラメーターの調整] パラメーターをクリックしてモデル データ エディターを開くこと。
次に、生成されたプログラム コードとアーティファクトを展開用にパッケージ化します。