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Simulink Data Dictionary

Simulink データ ディクショナリの情報をレポートする

説明

このコンポーネントは、データ ディクショナリ ループ コンポーネントで指定されたデータ ディクショナリ ループ内で現在アクティブなデータ ディクショナリについてレポートします。このコンポーネントを Simulink データ ディクショナリ ループ コンポーネントの子として含めます。

プレゼンテーション書式

データ ディクショナリのレポートには、ディクショナリ内の各変数のプロパティをまとめたテーブルが含まれています。また、レポートには、ディクショナリ内の各変数のプロパティと値を完全にレポートする、ディクショナリ詳細の節も含まれます。変換テンプレートを使用してレポートを生成する場合、概要テーブルのタイトルと概要テーブルにテンプレート定義スタイルを指定できます。

変換テンプレートを使用するには、[レポート オプション] ダイアログ ボックスで、[ファイル形式][テンプレートから] のオプションのいずれかに、たとえば [ダイレクト PDF (テンプレートを使用)]) に設定します。

  • テーブル タイトルのスタイル名: データ ディクショナリ テーブルのタイトルに使用するスタイルを指定します。既定の変換テンプレートで定義された既定のスタイル名 rgTableTitle を指定するには、[自動] を使用します。このレポートで使用するカスタム テンプレートで定義されたカスタム スタイルを指定するには、[指定] を選択します。

  • テーブル スタイル名: データ ディクショナリ テーブルに使用するスタイルを指定します。既定の変換テンプレートで定義された既定のテーブル スタイル名 rgUnruledTable を指定するには、[自動] を使用します。このレポートで使用するカスタム テンプレートで定義されたカスタム スタイルを指定するには、[指定] を選択します。

オプション

ディクショナリによって参照されるディクショナリを含めるかどうか、および参照される情報の表示方法を指定することができます。

  • 参照されるデータ ディクショナリを含める: データ ディクショナリ ループ コンポーネントで指定されたデータ ディクショナリ ループ内で現在アクティブなディクショナリが参照するデータ ディクショナリから、情報を含めます。[参照される各ディクショナリについて個別のテーブルを作成する] を選択している場合を除き、参照される情報は、参照しているデータ ディクショナリのテーブルの最後に表示されます。

  • 参照される各ディクショナリについて個別のテーブルを作成する: [参照されるデータ ディクショナリを含める] を選択している場合、参照されるデータ ディクショナリごとにテーブルが表示されます。

  • 参照されるディクショナリ リストを含める: [参照されるデータ ディクショナリを含める] を選択している場合、参照しているデータ ディクショナリの概要テーブルの後に、参照されるデータ ディクショナリのリストが含められます。

レポート対象のセクション

データを含める対象となる、データ ディクショナリ セクションを指定することができます。

  • データの設計 (既定): 現在のデータ ディクショナリの [データの設計] セクションから情報を含めます。

  • コンフィギュレーション: 現在のデータ ディクショナリの [コンフィギュレーション] セクションから情報を含めます。

  • その他のデータ: 現在のデータ ディクショナリの [その他のデータ] セクションから情報を含めます。

レポート対象のフィールド

現在のディクショナリの概要テーブルには、それに含まれている変数のプロパティがリストされます。テーブルには常に変数の名前と値が含まれます。さらに、オプションで次のプロパティが含まれます。

  • データ型

  • 最終更新日時

  • 最終更新者

  • ステータス

  • データをもつディクショナリ

Simulink データ ディクショナリ ループ コンポーネントを使って HTML レポートを構成するものとします。

次に、Simulink データ ディクショナリ コンポーネントを構成します。

結果のレポートは以下のとおりです。

クラス

rptgen_sl.csl_data_dictionary