mlreportgen.utils.powerpoint クラス

名前空間: mlreportgen.utils

PowerPoint アプリケーションとプレゼンテーションの操作

説明

このユーティリティは、PowerPoint^® アプリケーションおよび PowerPoint プレゼンテーションを操作するためのメソッドを提供します。これらのメソッドは、Microsoft .NET Framework への MATLAB インターフェイスを使用して、PowerPoint エディターを操作します。

メソッド

パブリック メソッド

start	pptApp = mlreportgen.utils.powerpoint.start() PowerPoint アプリケーションがまだ開始されていない場合はそれを開始して、pptApp オブジェクトを返します。pptApp オブジェクトは、PowerPoint エディターをラップする .NET オブジェクトをラップする MATLAB オブジェクトです。PowerPoint アプリケーションは表示されません。
load	pptPres = mlreportgen.utils.powerpoint.load(filename) filename で指定された既存の PowerPoint プレゼンテーション ファイルを読み込み、pptPres オブジェクトを返します。pptPres オブジェクトは、PowerPoint プレゼンテーションをラップする .NET オブジェクトをラップする MATLAB オブジェクトです。
open	pptPres = mlreportgen.utils.powerpoint.open(filename) filename で指定された PowerPoint プレゼンテーション ファイルを開いて表示し、pptPres オブジェクトを返します。pptPres オブジェクトは、PowerPoint プレゼンテーションをラップする .NET オブジェクトをラップする MATLAB オブジェクトです。
close	tf = mlreportgen.utils.powerpoint.close tf = mlreportgen.utils.powerpoint.close(true) tf = mlreportgen.utils.powerpoint.close(false) 空または入力なしにすると、未保存の PowerPoint プレゼンテーションがない場合にのみ PowerPoint アプリケーションを閉じます。 true を入力すると、未保存の PowerPoint プレゼンテーションがない場合にのみ PowerPoint アプリケーションを閉じます。 false を入力すると、未保存の PowerPoint プレゼンテーションがある場合または MATLAB の外部で開かれている PowerPoint プレゼンテーションがある場合でも、PowerPoint アプリケーションを閉じます。 これらの各構文では、アプリケーションが閉じられる場合に true が返され、アプリケーションが開かれたままの場合に false が返されます。 tf = mlreportgen.utils.powerpoint.close(filename) tf = mlreportgen.utils.powerpoint.close(filename,true) tf = mlreportgen.utils.powerpoint.close(filename,false) filename を入力すると、未保存の変更がない場合にのみ、filename として指定された PowerPoint プレゼンテーションを閉じます。 filename と true を入力すると、未保存の変更がない場合にのみ、filename として指定された PowerPoint プレゼンテーションを閉じます。 filename と false を入力すると、未保存の変更がある場合でも、filename として指定された PowerPoint プレゼンテーションを閉じます。 これらの各構文では、次のようになります。 他に開いている PowerPoint プレゼンテーションがない場合は、PowerPoint アプリケーションが非表示になる。 PowerPoint プレゼンテーション ファイルが閉じられる場合は true が返される PowerPoint プレゼンテーション ファイルが開いたままになる場合は false が返される
closeAll	tf = mlreportgen.utils.powerpoint.closeAll() tf = mlreportgen.utils.powerpoint.closeAll(true) tf = mlreportgen.utils.powerpoint.closeAll(false) 入力を空にすると、すべての PowerPoint プレゼンテーション ファイルを閉じ、PowerPoint アプリケーションを非表示にします。 true を入力すると、未保存の変更がない場合にのみ、すべての PowerPoint プレゼンテーションを閉じます。 false を入力すると、未保存の変更がある場合でも、すべての PowerPoint プレゼンテーション ファイルを閉じます。 これらの各構文では、次のようになります。 他に開いている PowerPoint プレゼンテーション ファイルがない場合は、PowerPoint アプリケーションが非表示になる すべての PowerPoint プレゼンテーション ファイルが閉じられる場合は true が返される PowerPoint プレゼンテーション ファイルが開いたままになる場合は false が返される
show	pptApp = mlreportgen.utils.powerpoint.show() pptPres = mlreportgen.utils.powerpoint.show(filename) 入力を空にすると、PowerPoint アプリケーションまたは PowerPoint プレゼンテーション ファイルを表示し、pptApp オブジェクトを返します。 filename を入力すると、指定された PowerPoint プレゼンテーション ファイルを表示し、pptPres オブジェクトを返します。
hide	pptApp = mlreportgen.utils.powerpoint.hide() pptPres = mlreportgen.utils.powerpoint.hide(filename) 入力を空にすると、PowerPoint アプリケーションまたは PowerPoint プレゼンテーションを非表示にし、pptApp オブジェクトを返します。 filename を入力すると、指定された PowerPoint プレゼンテーション ファイルを非表示にし、pptPres オブジェクトを返します。
isAvailable	tf = mlreportgen.utils.powerpoint.isAvailable() PowerPoint が使用可能かどうかを確認します。PowerPoint が使用可能な場合は true を返し、使用できない場合は false を返します。
isStarted	tf = mlreportgen.utils.powerpoint.isStarted PowerPoint アプリケーションが起動しているかどうかを確認します。PowerPoint が起動している場合は true を返し、起動していない場合は false を返します。
isLoaded	tf = mlreportgen.utils.powerpoint.isLoaded(filename) PowerPoint プレゼンテーション ファイルが読み込まれているかどうかを確認します。PowerPoint プレゼンテーション filename が読み込まれている場合は true を返し、読み込まれていない場合は false を返します。
pptapp	pptApp = mlreportgen.utils.powerpoint.pptApp() pptApp オブジェクトを返します。PowerPoint が起動していない場合はエラーが発生します。
pptpres	pptPres = mlreportgen.utils.powerpoint.pptPres(filename) filename で指定された PowerPoint プレゼンテーション ファイルをラップする pptPres オブジェクトを返します。PowerPoint プレゼンテーション ファイルが存在しない場合は、エラーが発生します。

例

PowerPoint プレゼンテーションを開く

現在の作業フォルダーにある test.pptx および test1.pptx の PowerPoint プレゼンテーションを開きます。

pptPres = mlreportgen.utils.powerpoint.open("test")
pptPres1 = mlreportgen.utils.powerpoint.open("test1") 

pptPres = 

  PPTPres with properties:
    FileName: "C:\Users\username\Documents\test.pptx"

pptPres1 = 

  pptPres with properties:
    FileName: 'C:\Users\username\Documents\test1.pptx'

PowerPoint プレゼンテーションのファイル名の取得

開いている PowerPoint プレゼンテーションのファイル名を取得します。

files = mlreportgen.utils.powerpoint.filenames()

files = 

  1×2 string array

    "C:\Users\username\Documents\test.pptx" ...
    "C:\Users\username\Documents\test1.pptx"

制限

• mlreportgen.utils.powerpoint は Microsoft^® Windows^® でのみ使用できます。

• mlreportgen.utils.powerpoint は MATLAB^® Web アプリではサポートされていません。

バージョン履歴

R2018b で導入

参考

mlreportgen.utils.PPTPres | mlreportgen.utils.PPTApp

トピック

• Microsoft .NET の利用開始