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canTransform

変換が使用可能かどうかを確認

R2023a 以降

説明

isAvailable = canTransform(tftree,targetframe,sourceframe) は、sourceframe の座標を targetframe の対応する座標に変換する変換が使用可能かどうかを確認します。isAvailable は、該当する変換が使用可能な場合は true、該当する変換が使用できない場合は false です。変換を取得するには getTransform を使用します。

isAvailable = canTransform(tftree,targetframe,sourceframe,sourcetime) は、時間 sourcetime について変換が使用可能であるかを確認します。sourcetime が変換ツリーのバッファー ウィンドウの外にある場合、関数は false を返します。変換を取得するには、引数 sourcetime を指定して getTransform を使用します。

入力引数

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ROS 2 変換ツリー。ros2tf オブジェクト ハンドルとして指定します。ros2tf オブジェクトを使用して ROS 2 変換ツリーを作成できます。

ターゲット座標系。string スカラーまたは文字ベクトルとして指定します。tftree.AvailableFrames を呼び出すと、変換に使用可能な座標系を表示できます。

初期座標系。string スカラーまたは文字ベクトルとして指定します。tftree.AvailableFrames を使用して、変換に使用可能な座標系を表示できます。

ROS 2 時間またはシステム時間。スカラーまたは ros2time に似た構造体として指定します。スカラー入力は ros2time を使用して構造体に変換されます。既定では、sourcetime はシステム時間を返します。use_sim_time ROS 2 パラメーターを true に設定すると、sourcetime は、/clock トピックで公開された ROS 2 シミュレーション時間を返します。

データ型: struct | scalar

出力引数

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変換検証エンティティ。boolean として返されます。sourceframetargetframe 間で変換が使用可能かどうかを確認します。

この関数は、以下の場合に "false" を返します。

  • sourcetimetftree オブジェクトのバッファー ウィンドウの外にある。

  • sourcetime が未来の時間である。

  • 変換がまだパブリッシュされていない。

拡張機能

バージョン履歴

R2023a で導入