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polyspace-bug-finder-access

(システム コマンド) WindowsLinux、またはその他のコマンド ラインから Polyspace as You Code を実行

R2021a 以降

説明

polyspace-bug-finder-access システム コマンドは、コマンド ラインで、コマンド ライン フラグとして指定された解析オプション、またはオプション ファイルを使用して、Polyspace as You Code 解析を実行します。

メモ

この Polyspace® コマンドは polyspaceroot\polyspace\bin にあります。ここで、polyspaceroot は Polyspace as You Code インストール フォルダー (C:\Program Files\Polyspace as You Code\R2025b など) です (コマンド ラインから Polyspace as You Code を実行して、結果をエクスポートするも参照してください)。コマンドの絶対パスの入力を省略するには、この場所をオペレーティング システムの PATH 環境変数に追加します。

polyspace-bug-finder-access -sources sourceFile [options] は、ソース ファイル sourceFile に対して Polyspace as You Code 解析を実行します。この解析は追加オプションを使用してカスタマイズできます。

polyspace-bug-finder-access -sources sourceFile -import-comments baselineFolder [options] は、ソース ファイル sourceFile に対して Polyspace as You Code 解析を実行してから、baselineFolder に保存された前の実行からレビュー情報をインポートします。-import-comments (Polyspace Bug Finder) を参照してください。

このワークフレームを使用して、自分の結果と、Polyspace Access からダウンロードした前の実行の結果とを比較し、新しい結果のみ、または未レビューの結果に注目します。コマンド ラインで Polyspace as You Code の結果をベースラインとして設定するを参照してください。

polyspace-bug-finder-access -sources sourceFile -options-file optFile は、オプション ファイルで指定されたオプションを使用して、ソース ファイル sourceFile に対して Polyspace as You Code 解析を実行します。解析オプションが多数ある場合、オプション ファイルにより、同じ解析の再実行が簡単になります。

polyspace-bug-finder-access -h[elp] は使用可能な解析オプションの概要をリストします。

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コマンド ラインですべてのオプションを直接指定することによって、polyspace-bug-finder-access コマンドを実行します。

現在のフォルダー内の単一のソース ファイル file.c に対して polyspace-bug-finder-access コマンドを実行します。その結果をフォルダー polyspaceResults に保存します。

polyspace-bug-finder-access -sources file.c -results-dir polyspaceResults

テキスト ファイルでオプションを指定することによって、polyspace-bug-finder-access コマンドを実行します。

テキスト ファイル opts.txt に以下を入力します。

-results-dir polyspaceResults
-compiler gnu7.x

現在のフォルダー内の単一のソース ファイル file.c に対して polyspace-bug-finder-access コマンドを実行します。以前作成したファイル opts.txt 内の解析オプションを使用します。

polyspace-bug-finder-access -sources file.c -options-file opts.txt

入力引数

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文字列として指定された C または C++ ソース ファイル名。ファイルが現在のフォルダー (pwd) 内に存在しない場合は、sourceFile に絶対パスまたは相対パスが含まれている必要があります。スペースを含むパスによるエラーを避けるために、パスを引用符 " " で囲みます。詳細は、-sources (Polyspace Bug Finder) を参照してください。

Polyspace as You Code を使用して一度に解析できるソース ファイルの数は 1 つだけであることに注意してください。

例: myFile.c

解析オプションと対応する値を、オプション名と該当する場合はその値によって指定します。構文の指定は、個々の解析オプションのリファレンス ページ (Polyspace Bug Finder)を参照してください。

例: -lang C-CPP -compiler diab

解析オプションと値をリストするテキスト ファイルを文字列として指定します。ファイルが現在のフォルダー (pwd) 内に存在しない場合は、optFile に絶対パスまたは相対パスが含まれている必要があります。スペースを含むパスによるエラーを避けるために、パスを引用符 " " で囲みます。詳細は、-options-file (Polyspace Bug Finder) を参照してください。

例: opts.txt, "C:\ps_analysis\options.txt"

Polyspace Access からダウンロードした実行を保存するフォルダーのパス。ダウンロードした実行を Polyspace as You Code 実行のベースラインとして使用します。コマンド ラインで Polyspace as You Code の結果をベースラインとして設定するを参照してください。

例: "C:\Temp\Results_Folder\baseline"

バージョン履歴

R2021a で導入