ticBytes
並列プール内で転送されたバイト数のカウントを開始する
説明
ticBytes(
は、pool
)pool
内の各ワーカーに転送されたバイト数のカウントを開始します。これにより、後ほど tocBytes
(pool)
によって、2 つの呼び出しの間に各ワーカーへと転送されたデータの量を測定できるようになります。
並列プール内のワーカー間で転送されたデータの量を測定するには、関数 ticBytes
(pool
) と関数 tocBytes
(pool
) を共に使用します。ticBytes
および tocBytes
は、parfor
、spmd
、parfeval
などの並列言語の構成や関数の実行時に使用できます。ticBytes
および tocBytes
を使用してデータの転送量を減らし、コードを最適化します。
は、状態を出力引数 startState
= ticBytes(pool
)startState
に保存します。これにより、ticBytes
および tocBytes
の呼び出しの複数のペアについて、転送バイト数を同時に記録できるようになります。startState
の値は、後に続く tocBytes
の呼び出しの入力引数として使用します。
例
入力引数
出力引数
バージョン履歴
R2016b で導入