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getTaskSchedulerIDs

ジョブ内のタスクのスケジューラ ID

R2019b 以降

説明

schedulerIDs = getTaskSchedulerIDs(job) は、ジョブ job の各タスクの SchedulerID を返します。SchedulerID はサードパーティ製スケジューラにのみ適用されることに注意してください。

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parcluster を使用してクラスター オブジェクトを作成します。以下のコードで、MyThirdPartyScheduler をサードパーティ製スケジューラのプロファイル名に変更します。

c = parcluster('MyThirdPartyScheduler');

ジョブを作成し、そのジョブのタスクをいくつか作成します。次にこのジョブを投入します。

job = createJob(c);
for idx = 1:2
    createTask(job,@ode45,2,{@vdp1,[0,10],[idx,0]});
end
submit(job)

ジョブのタスクのスケジューラ ID を取得するには、getTaskSchedulerIDs を使用します。これらの ID を使用して、サードパーティ製スケジューラで対応するジョブを参照できます。

getTaskSchedulerIDs(job)
ans = 1×1 cell array
    {'4933'}

この例では、スケジューラは ID 4933 をこのジョブに割り当てています。

ジョブが完了するまで待機し、出力を取得します。

wait(job);
out = fetchOutputs(job)
out=2×2 cell array
    {121×1 double}    {121×2 double}
    {129×1 double}    {129×2 double}

ジョブから情報を取得したら、このジョブを削除して、データをクリーン アップします。

delete(job);
clear job

入力引数

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サードパーティ製スケジューラのジョブを表すジョブ オブジェクト。parallel.Job オブジェクトとして指定します。

例: job = createJob(parcluster);

データ型: parallel.Job

出力引数

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job の各タスクの SchedulerID。文字ベクトルの cell 配列として返されます。

バージョン履歴

R2019b で導入