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reset

GPU デバイスをリセットし、そのメモリを消去する

説明

reset(gpudev) は GPU デバイスをリセットし、メモリから gpuArrayCUDAKernel のデータを消去します。gpudev で特定された GPU デバイスはデバイスとして選択されたままですが、MATLAB® 内でこのデバイス上のデータを表す gpuArray および CUDAKernel オブジェクトはすべて無効になります。デバイスの CachePolicy プロパティは、既定値にリセットされます。詳細については、gpuDevice を参照してください。

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GPU デバイスを選択して gpuArray を作成します。

D = gpuDevice;
M = eye(4,"gpuArray")
M =

     1     0     0     0
     0     1     0     0
     0     0     1     0
     0     0     0     1

デバイスをリセットします。

reset(D);

デバイスがまだ選択されていることを示します。

D
D = 
  CUDADevice with properties:

                 Name: 'NVIDIA RTX A5000'
                Index: 1 (of 2)
    ComputeCapability: '8.6'
          DriverModel: 'TCC'
          TotalMemory: 25544294400 (25.54 GB)
      AvailableMemory: 23952556032 (23.95 GB)
      DeviceAvailable: true
       DeviceSelected: true

  Show all properties.

gpuArray の変数名がまだ MATLAB ワークスペースに存在することを示します。

whos
  Name      Size            Bytes  Class                      Attributes

  D         1x1                 8  parallel.gpu.CUDADevice              
  M         4x4                 0  gpuArray                             

gpuArray を表示してみます。

M
M =

    Data no longer exists on the GPU.

変数を消去します。

clear M

入力引数

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GPU デバイス。現在選択されているデバイスを表す GPUDevice オブジェクトとして指定します。

ヒント

GPU デバイスをリセットすると、そのデバイス上の配列またはカーネルを表すすべての変数は無効となり、これらを消去または再定義しなければなりません。

拡張機能

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バージョン履歴

R2012a で導入