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codistributed.cell
対話型分散 cell 配列を作成する
構文
C = codistributed.cell(n)
C = codistributed.cell(m,n,p,...)
C = codistributed.cell([m,n,p,...])
C = cell(n,codist)
C = cell(m,n,p,...,codist)
C = cell([m,n,p,...],codist)
説明
C = codistributed.cell(n)
は基になるクラスのセルの n
行 n
列の対話型分散配列を、大きさが 1 でない最後の次元に沿って分散する既定のスキームを使用して作成します。
C = codistributed.cell(m,n,p,...)
または C = codistributed.cell([m,n,p,...])
は、基になるクラスの cell の m
x n
x p
x ... の対話型分散配列を、大きさが 1 でない最後の次元に沿って分散する既定のスキームを使用して作成します。
codistributed.cell
のオプションの引数は、必須の引数の後に以下の順序で指定しなければなりません。
codist
— 作成する配列の分散スキームを指定する対話型分散オブジェクト。省略した場合、配列は既定の分散スキームを使用して分散されます。対話型分散オブジェクトの作成についての詳細は、codistributor1d
およびcodistributor2dbc
のリファレンス ページを参照してください。'noCommunication'
— 配列の作成時に通信を行わないよう指定し、一部のエラー チェックの手順をスキップします。
C = cell(n,codist)
は C = codistributed.cell(n, codist)
と同じ結果になります。また、この構文では 'noCommunication'
オブジェクトを使用することもできます。既定の分散スキームを使用するには、引数なしで対話型分散コンストラクターを指定します。以下に例を示します。
spmd C = cell(8,codistributor1d()); end
C = cell(m,n,p,...,codist)
および C = cell([m,n,p,...],codist)
は、それぞれ C = codistributed.cell(m,n,p,...)
および C = codistributed.cell([m,n,p,...])
と同じ結果になります。また、この構文ではオプションの 'noCommunication'
引数を使用することもできます。
例
ワーカーを 4 つ使用する場合
spmd(4) C = codistributed.cell(1000); end
これは、2 番目の次元 (列) で分散される 1000 行 1000 列の分散 cell 配列 C
を作成します。各ワーカーには C
の 1000 行 250 列のローカル ピースが格納されます。
spmd(4) codist = codistributor1d(2, 1:spmdSize); C = cell(10, 10, codist); end
これは、列により分散される 10 行 10 列の対話型分散 cell 配列 C
を作成します。各ワーカーには、C
の 10 行 spmdIndex
列のローカル ピースが格納されます。
バージョン履歴
R2009b で導入