netcdf.sync
netCDF ファイルとディスクの同期を取ります。
構文
netcdf.sync(ncid)
説明
netcdf.sync(ncid)
は、netCDF ファイルの状態とディスクの同期を取ります。通常 netCDF ライブラリでは、関数 netcdf.open
または関数 netcdf.create
でファイルを開いたときに NC_SHARE
モードを指定した場合を除き、基となる netCDF ファイルへのアクセスがバッファーに格納されます。関数 netcdf.sync
を呼び出すには、netCDF ファイルをデータ モードにしなければなりません。
この関数は、NetCDF ライブラリ C API の関数 nc_sync
に相当します。この関数を使用するには、NetCDF プログラミング パラダイムに関する知識が必要です。
例
この例では書き込みアクセスについて新しい netCDF ファイルを作成し、そのファイルに対して演算を実行し、ファイルを定義モードから遷移させて、ファイルとディスクの同期を取ります。
% Create a netCDF file. ncid = netcdf.create('foo.nc','NC_WRITE'); % Perform an operation. dimid = netcdf.defDim(ncid,'Xdim',50); % Take file out of define mode. netcdf.endDef(ncid); % Synchronize the file to disk. netcdf.sync(ncid)