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matlab_jenv

MATLABJava のパスをシステム プロンプトから設定

R2021b 以降

説明

matlab_jenv version は、Java® のパスについて、MATLAB® に付属のバージョン、システムの既定のバージョン、または指定されたフォルダー内のバージョンのいずれを使用するかを設定します。

matlab_jenv コマンドで MATLAB が起動するわけではありません。MATLAB を使用するには、パス変数を設定した同じシステム プロンプトで MATLAB を起動します。

このコマンドで設定したパスは以降のすべての MATLAB セッションに適用されますが、コンピューター上の他のアプリケーションには変更は適用されません。

matlab_jenv -allusers version は、前述の任意の構文を使用して、すべてのユーザー向けのパスを設定します。

matlab_jenv -help は、構文を表示します。

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MATLAB をインストールした後、システム管理者はすべてのユーザー向けの Java のパスを設定できます。

インストールした MATLAB のシステムの値を使用します。管理者権限を使用して、オペレーティング システムのプロンプトで次のように入力します。

matlab_jenv -allusers system

バージョンを確認します。MATLAB を起動して次のように入力します。

version -java

入力引数

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Java のバージョン。システムの既定のバージョンを使用する場合は "system"、MATLAB に付属のバージョンを使用する場合は "factory" として指定します。

"system" の場合、プラットフォームに基づく既定値が関数で選択されます。選択されたバージョンに MATLAB との互換性がない場合、MATLAB は起動しますが、Java や Java を使用する機能は使用できません。MATLAB と互換性がある Java のバージョンの詳細については、MATLAB Interfaces to Other Languages を参照してください。

  • Windows® プラットフォーム — Windows PATH またはレジストリで利用できるサポートされている Java のバージョンが関数で選択されます。Java は、Oracle® JRE™ または OpenJDK® JRE のいずれかです。

  • Linux® プラットフォーム — システム パスで利用できるサポートされている Java のバージョンが関数で選択されます。Java は、Oracle または OpenJDK Java のいずれかです。

  • macOS プラットフォーム — 次の macOS java_home スクリプトのいずれかに基づいて、サポートされている Java のバージョンが関数で選択されます。

    /usr/libexec/java_home -f -v 1.8
    /usr/libexec/java_home -f -v 1.11

例: matlab_jenv system

ヒント

  • OpenJDK JRE を使用するには、https://adoptium.net/からソフトウェアをダウンロードします。OpenJDK 8 (Hot Spot) を選択します。

バージョン履歴

R2021b で導入

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参考

関数

オブジェクト

外部の Web サイト