matlab.unittest.constraints.StringComparator クラス
名前空間: matlab.unittest.constraints
string 配列、文字配列、または文字配列の cell 配列の比較演算子
説明
matlab.unittest.constraints.StringComparator
クラスは、string 配列、文字配列、または文字配列の cell 配列の比較演算子を提供します。この比較演算子をテストで使用するには、StringComparator
インスタンスを作成し、それを IsEqualTo
制約コンストラクターの名前と値の引数 Using
の値として指定します。
作成
説明
c = matlab.unittest.constraints.StringComparator
は、string 配列、文字配列、または文字配列の cell 配列の比較演算子を作成します。この比較演算子は、実際の値と期待される値が同じクラスとサイズをもつテキスト値で、それらの対応する要素が等しい場合に満たされます。
c = matlab.unittest.constraints.StringComparator(
は、1 つ以上の名前と値の引数を使用して追加のオプションを設定します。たとえば、Name,Value
)c = matlab.unittest.constraints.StringComparator("IgnoringCase",true)
は大文字と小文字を区別しない比較演算子を作成します。
入力引数
プロパティ
例
ヒント
ほとんどの場合、
StringComparator
インスタンスを使用する必要はありません。string 配列、文字配列、および文字配列の cell 配列を含むさまざまなデータ型の等価性をテストする制約がIsEqualTo
クラスで作成されます。StringComparator
インスタンスは、IsEqualTo
クラスで実行される比較をオーバーライドする必要がある場合に使用します。たとえば、実際の値と期待される値がテキストでない場合に比較を失敗とするには、StringComparator
インスタンスをテストに含めます。StringComparator
を使用して、cell 配列、構造体、ディクショナリ、table、および MATLAB® オブジェクト配列のパブリック プロパティに格納される値を制限することもできます。次の例では、実際の値と期待される値が数値配列であるため、MATLAB からエラーがスローされます。import matlab.unittest.TestCase import matlab.unittest.constraints.IsEqualTo import matlab.unittest.constraints.StringComparator testCase = TestCase.forInteractiveUse; exp = magic(5); act = exp; testCase.verifyThat(act,IsEqualTo(exp,"Using",StringComparator))
バージョン履歴
R2013a で導入