matlab.unittest.constraints.NumericComparator クラス
名前空間: matlab.unittest.constraints
数値配列の比較演算子
説明
matlab.unittest.constraints.NumericComparator
クラスは、数値配列の比較演算子を提供します。この比較演算子をテストで使用するには、NumericComparator
インスタンスを作成し、それを IsEqualTo
制約コンストラクターの名前と値の引数 Using
の値として指定します。
作成
説明
c = matlab.unittest.constraints.NumericComparator
は、数値配列の比較演算子を作成します。この比較演算子は、実際の値と期待される値の数値クラス、サイズ、実数/複素数、およびスパース性が同じで、それらが関数 isequaln
で等しいと判定される場合に満たされます。
入力引数
プロパティ
例
ヒント
ほとんどの場合、
NumericComparator
インスタンスを使用する必要はありません。数値配列を含むさまざまなデータ型の等価性をテストする制約がIsEqualTo
クラスで作成されます。NumericComparator
インスタンスは、IsEqualTo
クラスで実行される比較をオーバーライドする必要がある場合に使用します。たとえば、実際の値と期待される値が数値でない場合に比較を失敗とするには、NumericComparator
インスタンスをテストに含めます。NumericComparator
を使用して、cell 配列、構造体、ディクショナリ、table、および MATLAB® オブジェクト配列のパブリック プロパティに格納される値を制限することもできます。次の例では、実際の値と期待される値が cell 配列であるため、MATLAB からエラーがスローされます。import matlab.unittest.TestCase import matlab.unittest.constraints.IsEqualTo import matlab.unittest.constraints.NumericComparator testCase = TestCase.forInteractiveUse; exp = {1,2,3}; act = exp; testCase.verifyThat(act,IsEqualTo(exp,"Using",NumericComparator))
バージョン履歴
R2013a で導入