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feval

クラス: matlab.mex.MexHost
名前空間: matlab.mex

MEX ホスト プロセスでの C++ MEX 関数の評価

構文

[result1,...,resultN] = feval(mexHost,mexFunctionName,input1,...,inputM)

説明

[result1,...,resultN] = feval(mexHost,mexFunctionName,input1,...,inputM) は指定した名前の C++ MEX 関数を MEX ホスト プロセスで評価し、その結果を返します。1 つのホスト プロセスで複数の C++ MEX 関数を実行できます。

入力引数

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MEX ホスト プロセス。matlab.mex.MexHost オブジェクトとして指定されます。関数 mexhost を使用して MEX ホスト プロセスを作成します。

実行する C++ MEX 関数の名前。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。

例: "myMexFunction"

データ型: char | string

C++ MEX 関数への入力。入力として指定できる値の数とタイプは、C++ MEX 関数によって異なります。

出力引数

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評価された C++ MEX 関数の結果。返される値の数とタイプは C++ MEX 関数によって異なります。

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MEX ホスト プロセスを作成し、そのプロセスで C++ MEX 関数を実行します。

arrayProduct.cpp C++ MEX ファイルには、配列をスカラー入力で乗算し、得られた配列を返す関数のソース コードが含まれます。このファイルを開いて、MATLAB® パスに保存します。mex コマンドを使用して C++ MEX ソース ファイルをビルドします。C++ MEX プログラムのビルドの手順に従って MEX ビルドを設定します。

mex arrayProduct.cpp

ホスト プロセスを作成します。関数 mexhostmatlab.mex.MexHost オブジェクトを返します。

mh = mexhost;

matlab.mex.MexHost オブジェクトの feval メソッドを使用して、ホスト プロセスで C++ MEX 関数を評価します。

result = feval(mh,"arrayProduct",10,[2,4,6,8])
result =

    20    40    60    80

バージョン履歴

R2019a で導入