read
クラス: matlab.io.datastore.DsFileReader
パッケージ: matlab.io.datastore
ファイルからのバイトの読み取り
構文
A = read(fr,size)
A = read(fr,size,Name,Value)
[A,count] = read(___)
説明
は、ファイルリーダー オブジェクト A
= read(fr
,size
)fr
で表されたファイルからデータを返します。size
で指定されたバイト数によって、読み取られるデータ量が決まります。
は、1 つ以上の名前と値のペアの引数を使用して追加のパラメーターを指定します。たとえば、A
= read(fr
,size
,Name,Value
)'OutputType','char'
を指定して、読み取り操作の出力型を char
に指定できます。
[
は、A
,count
] = read(___)read
メソッドで実際に読み取られたデータのバイト数のカウントを返します。
入力引数
出力引数
例
開始位置とサイズで指定されたファイルの部分の読み取り
ファイルのファイルリーダー オブジェクトを作成し、目的の開始位置を探索して、ファイルの一部を読み取ります。
airlinesmall.csv
の DsFileReader
オブジェクトを作成します。
fr = matlab.io.datastore.DsFileReader('airlinesmall.csv');
airlinesmall.csv
ファイルの先頭には、変数名があります。変数名の行は、299
バイトでマークされた位置で終了します。変数名の行を無視するには、seek
メソッドを使用して、読み取りポインターを開始位置に移動します。
seek(fr,299,'RespectTextEncoding',true);
hasdata
メソッドを使用して、ファイルに読み取るデータがあるかどうかをチェックします。読み取りメソッドは、ファイルから 1000
バイトを読み取り、文字として解釈します。
if hasdata(fr) [d,count] = read(fr,1000,'OutputType','char'); end
SizeMethod
パラメーターを OutputSize
に設定して、1000
文字を満たすためにファイルから十分なバイト数を読み取ります。
if hasdata(fr) [d,count] = read(fr,1000,'SizeMethod','OutputSize',... 'OutputType','char'); end
バージョン履歴
R2017b で導入