seek
クラス: matlab.io.datastore.DsFileReader
名前空間: matlab.io.datastore
ファイル内の位置を探索する
構文
numBytes = seek(fr,n)
numBytes = seek(fr,n,Name,Value)
説明
は、numBytes
= seek(fr
,n
)fr
オブジェクトで指定されたファイル内の現在の位置からファイル位置指定子を n
バイト分前方に移動します。seek
は位置指定子が移動した実際のバイト数を返します。
は、1 つ以上の名前と値のペアの引数を使用して、追加のパラメーターを指定します。たとえば、numBytes
= seek(fr
,n
,Name,Value
)'Origin','start-of-file'
を指定して、seek
処理の開始位置を指定できます。
入力引数
例
ファイル内の位置を探索して読み取る
ファイルのファイルリーダー オブジェクトを作成し、目的の開始位置を探索して、ファイルの一部を読み取ります。
airlinesmall.csv
の DsFileReader
オブジェクトを作成します。
fr = matlab.io.datastore.DsFileReader('airlinesmall.csv');
airlinesmall.csv
ファイルの先頭には、変数名があります。変数名の行は、299
バイトでマークされた位置で終了します。変数名の行を無視するには、seek
メソッドを使用して、読み取りポインターを開始位置に移動します。
seek(fr,299,'RespectTextEncoding',true);
最初の 1000
文字を読み取ります。
if hasdata(fr) d = read(fr,1000,'SizeMethod','OutputSize','OutputType','char'); end
バージョン履歴
R2017b で導入