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factorial
入力の階乗
説明
例
入力引数
ヒント
制限
倍精度の入力に対して、
n
が21
以下の場合、結果は正確になります。n
の値が大きい場合、桁数が同じで、最初の 15 桁が正確である結果が生成されます。倍精度数では正確に表現できるのは 15 桁までだからです。単精度の入力に対して、
n
が13
以下の場合、結果は正確になります。n
の値が大きい場合、桁数が同じで、最初の 8 桁が正確である結果が生成されます。単精度数では正確に表現できるのは 8 桁までだからです。
飽和
次の表では、関数
factorial
で使用したときの、それぞれのデータ型の飽和の動作について説明します。最後の列の値は飽和点を示します。つまり、中央の列にある表現可能な最大値より大きい実際の階乗をもつ最初の正の整数です。single
およびdouble
では、この最大値より大きな値はすべてInf
として返されます。整数データ型では、飽和値は中央の列にある最大値に等しくなります。データ型 最大値 階乗の飽和のしきい値 double
realmax
factorial(171)
single
realmax('single')
factorial(single(35))
uint64
264-1 factorial(uint64(21))
int64
263-1 factorial(int64(21))
uint32
232-1 factorial(uint32(13))
int32
231-1 factorial(int32(13))
uint16
216-1 factorial(uint16(9))
int16
215-1 factorial(int16(8))
uint8
28-1 factorial(uint8(6))
int8
27-1 factorial(int8(6))
拡張機能
バージョン履歴
R2006a より前に導入