clibIsReadOnly

C++ オブジェクトが読み取り専用かどうかを判定

R2019b 以降

構文

tf = clibIsReadOnly(cppObj)

tf = clibIsReadOnly(cppObj) は、cppObj が読み取り専用の場合は logical 1 (true) を返します。その他の場合は logical 0 (false) を返します。

次の C++ ライブラリ MyClass の MATLAB^® インターフェイスがあると仮定します。

const class MyClass 
{ 
    public: 
        int val1; 
        int val2; 
}; 
 
const MyClass& func();

MATLAB で関数 func を呼び出して MyClass 定数オブジェクトを作成します。

res = clib.MyClass.func()

res =  
 read-only MyClass with properties: 
  val1: 1 
  val2: 2

オブジェクトが読み取り専用であることを確認します。

clibIsReadOnly(res)

ans = 
  logical   
   1

関数は logical 1 (true) を返すため、オブジェクトは読み取り専用です。

MATLAB で作成された C++ オブジェクト。ハンドルとして指定します。

R2019b で導入