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audiodevreset

使用可能なオーディオ デバイスのリストの更新

R2020b 以降

    説明

    audiodevreset は、使用可能なオーディオ デバイスのリストを更新します。システムのオーディオ デバイスを追加または削除した後に、この関数を使用します。

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    使用可能なオーディオ デバイスを表示します。次に、デバイスを接続し、リストを更新して、更新されたリストを表示します。

    入力を指定せずに audiodevinfo を呼び出して、システム上の入力および出力オーディオ デバイスに関する情報を表示します。audiodevinfo は、inputoutput の 2 つのフィールドを含む構造体を返します。

    info = audiodevinfo
    
    info = 
    
      struct with fields:
    
         input: [1×1 struct]
        output: [1×1 struct]
    

    使用可能な出力オーディオ デバイスの名前を表示します。

    info.output.Name
    
    ans =
    
        'Built-in Output (Core Audio)'
    

    オーディオ デバイスに接続した後、使用可能なデバイスのリストを更新し、すべてのデバイスに関する情報を取得します。

    audiodevreset
    info = audiodevinfo
    
    info = 
    
      struct with fields:
    
         input: [1×1 struct]
        output: [1×2 struct]
    

    新しいデバイスを含む、使用可能な出力オーディオ デバイスの名前を再度表示します。

    info.output.Name
    
    ans =
    
        'Built-in Output (Core Audio)'
    
    
    ans =
    
        'HDMI (Core Audio)'
    

    制限

    • オーディオ デバイスの名前を変更してからデバイスのリストを更新すると、デバイスの新しい名前はリストに表示されません。代わりに、その以前の名前が表示されます。リスト内のデバイスの名前を更新するには、新しい MATLAB® セッションを開始しなければなりません。

    ヒント

    • MATLAB Online™ および MATLAB Web App Server™audiodevreset は、Google Chrome® でサポートされます。

    • メモ

      MATLAB Online または MATLAB Web App Server を使用する場合のセキュリティに関する考慮事項: MATLAB Online または MATLAB Web App Serveraudiodevreset を使用している場合は、特定の機能と設定がプライバシーの管理に役立ちます。

      望ましくないアプリケーションでマイクが使用される可能性を低減するには、オーディオ デバイスへの自動アクセスをオフにします。これらの設定はいつでも変更できます。Web サイトへのアクセス許可を一度付与すると、以降にそのサイトを訪問する際、自動的にブラウザーがマイクにアクセス可能になる場合があります。Google Chrome のブラウザー設定を使用して、最初にアクセスを許可した後に特定のサイトに対するアクセスを取り消します。

      Google Chrome でプライベート ブラウジング モードを使用して MATLAB Online の Web サイトまたは MATLAB Web App Server にアクセスすることもできます。これを行うと、Chrome® では、ブラウザー設定に関係なく、マイクにアクセスしようとするたびに自動的に権限が求められます。

    バージョン履歴

    R2020b で導入