連結の例
single 型と double 型の組み合わせ
single 型の値を double 型の値と組み合わせると、single 型の行列が生成されます。5.73*10^300 は、single 型として保存するには大きすぎるため、double 型から single 型への変換で無限大に設定されることに注意してください。この例で使用した関数 class では、入力値のデータ型が返されます。
x = [single(4.5) single(-2.8) pi 5.73*10^300]
x =
4.5000 -2.8000 3.1416 Inf
class(x) % Display the data type of x
ans =
single
整数と double 型の組み合わせ
整数値を double 型の値と組み合わせると、整数行列が生成されます。pi の小数部分は、最も近い整数に丸められることに注意してください。この例で使用した関数 int8 では、数値引数が 8 ビット整数に変換されます。
x = [int8(21) int8(-22) int8(23) pi 45/6] x = 21 -22 23 3 8 class(x) ans = int8
文字型と double 型の組み合わせ
character 型の値を double 型の値と組み合わせると、character 型の行列が生成されます。MATLAB® では、次の例の double 型の要素が対応する character 型に変換されます。
x = ['A' 'B' 'C' 68 69 70] x = ABCDEF class(x) ans = char
論理型と double 型の組み合わせ
logical 型の値を double 型の値と組み合わせると、double 型の行列が生成されます。MATLAB では、次の例の logical true と false 要素が、double 型に変換されます。
x = [true false false pi sqrt(7)]
x =
1.0000 0 0 3.1416 2.6458
class(x)
ans =
double