連結メソッド
既定の連結
オブジェクトを配列に連結できます。たとえば、MyClass
クラスの 3 つのインスタンス obj1
、obj2
、obj3
があると仮定します。大かっこを使用してこれらのオブジェクトの配列を形成できます。水平連結は、horzcat
を呼び出します。
HorArray = [obj1,obj2,obj3];
HorArray
は MyClass
クラスの 1 行 3 列の配列です。これらのオブジェクトを垂直の次元について連結できます。この場合、vertcat
が呼び出されます。
VertArray = [obj1;obj2;obj3]
VertArray
は MyClass
クラスの 3 行 1 列の配列です。異なる次元に沿って配列を連結するには、関数 cat
を使用します。以下に例を示します。
ndArray = cat(3,HorArray,HorArray);
ndArray
は 1 x 3 x 2 の配列です。
オーバーロードするメソッド
horzcat
、vertcat
および cat
をオーバーロードして、特化した動作をクラスで生成します。MATLAB® はどの連結操作でも関数 horzcat
と vertcat
を使用するので、オブジェクトの連結を変更する場合は常に、両方の関数をオーバーロードします。