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macOS システムにおけるランタイム ライブラリ パスの設定

実行時に環境変数 DYLD_LIBRARY_PATH を設定して、API 共有ライブラリが置かれている場所をオペレーティング システムに対して指定します。DYLD_LIBRARY_PATH を設定するには、コマンドの同じ行で MATLAB® を起動する必要があります。ライブラリ パスを設定して MATLAB を起動するには、以下を入力します。

DYLD_LIBRARY_PATH=matlabroot/bin/macos:matlabroot/sys/os/macos /matlabexecutable

macos は、maca64 (Apple シリコン搭載の macOS の場合) または maci64 (Intel® 搭載の macOS の場合) に置き換えます。matlabexecutable を MATLAB アプリケーション バンドル内の MATLAB_macos 実行可能ファイルの絶対パスに設定します。たとえば、MATLAB R2023b では、以下を入力します。

DYLD_LIBRARY_PATH = /Applications/MATLAB_R2023b.app/bin/maca64:/Applications/MATLAB_R2023a.app/sys/os/maca64 /Applications/MATLAB_R2023b.app/Contents/MacOS/MATLAB_maca64

使用しているシステムに複数のバージョンの MATLAB がインストールされている場合、エンジン アプリケーションのビルドに使用するバージョンは、システムの Path 環境変数リストの最初になければなりません。そうなっていない場合、MATLAB は「Can't start MATLAB engine」を表示します。

MATLAB を実行するたびにパスを設定します。

参考