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Linux システムにおけるランタイム ライブラリ パスの設定

実行時に環境変数 LD_LIBRARY_PATH を設定して、API 共有ライブラリが置かれている場所をオペレーティング システムに対して指定します。値を matlabroot/bin/glnxa64:matlabroot/sys/os/glnxa64 に設定します。

使用するコマンドはシェルによって異なります。このコマンドは LD_LIBRARY_PATH の既存の値を置き換えます。LD_LIBRARY_PATH が既に定義されている場合は、既存の値の先頭に新しい値を付加します。

使用しているシステムに複数のバージョンの MATLAB® がインストールされている場合、エンジン アプリケーションのビルドに使用するバージョンは、システムの Path 環境変数リストの最初になければなりません。そうなっていない場合、MATLAB は「Can't start MATLAB engine」を表示します。

MATLAB を実行するたびにパスを設定します。あるいは、コマンドを MATLAB スタートアップ スクリプトに配置します。

C シェル

次のコマンド形式を使用してライブラリ パスを設定します。

setenv LD_LIBRARY_PATH matlabroot/bin/glnxa64:matlabroot/sys/os/glnxa64

これらのコマンドを ~/.cshrc などのスタートアップ スクリプトに入れることができます。

Bourne シェル

次のコマンド形式を使用してライブラリ パスを設定します。

LD_LIBRARY_PATH=matlabroot/bin/glnxa64:matlabroot/sys/os/glnxa64:LD_LIBRARY_PATH 
export LD_LIBRARY_PATH

これらのコマンドを ~/.profile などのスタートアップ スクリプトに入れることができます。

参考