MATLAB での .NET デリゲートの呼び出し
この例は、MATLAB® でデリゲートを使用する方法を示しています。MATLAB 関数 (char
) を使用してデリゲートを作成します。
C# アセンブリでのデリゲートの宣言
C# の例 NetDocDelegate.cs
は matlabroot
/extern/examples/NET/NetSample
フォルダーにあり、以下の例で使用するデリゲートを定義します。コードを表示するには、MATLAB エディターでファイルを開きます。この例を実行するには、MATLAB 例での .NET アプリケーションのビルドの説明のとおりに NetDocDelegate
アセンブリをビルドします。
MATLAB へのデリゲートを含むアセンブリの読み込み
NetDocDelegate
アセンブリが c:\work
フォルダーにある場合、以下のコマンドでファイルを読み込みます。
dllPath = fullfile('c:','work','NetDocDelegate.dll'); NET.addAssembly(dllPath);
MATLAB 関数の選択
delInteger
デリゲートは、整数の入力で文字列を返す任意のメソッドをカプセル化します。MATLAB 関数 char
は、非負の整数を文字配列に変換しますが、これは delInteger
デリゲートと一致するシグネチャをもちます。たとえば、以下のコマンドは !
文字を表示します。
char(33)
MATLAB におけるデリゲートのインスタンスの作成
delInteger
デリゲートのインスタンスを作成するには、関数 char
の関数ハンドルを渡します。
myFunction = NetDocDelegate.delInteger(@char);
MATLAB におけるデリゲート インスタンスの呼び出し
関数 char
の場合と同じように myFunction
を使用します。たとえば、以下のコマンドは !
文字を表示します。
myFunction(33)